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翌日は雨になる予報が出ていて、晴れているこの日の内に、野鳥さんに会いに行ってきた。
勇んで早めに目的の場所に着いたまでは良いが、六甲山には低い雲が流れ、湿った冷たい風が吹き抜けて辺りは濡れている。 鳥さんが濃ければ気にもならないのだが、鳴かず飛ばず、バーダーも皆無で、士気が上がらない。 聞こえてくるのはホオジロの囀りくらいだった。
陽が高くなって温かくなると、もうアカタテハが飛び始めていた。 越冬したにしては、翅の傷みがなく綺麗だった。
探鳥ポイントを山陰が蔽うようになった頃、ようやくアカウソの鳴き声が近くなって、数羽が姿を見せてくれた。 アカウソは狙いの鳥ではなかったが、少ない野鳥の数合わせには有難い。 これを潮時にこの日の探鳥を終えることにした。
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