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春の蝶を探しに、有馬富士公園を散策してきた。 少し時期が遅いが、期待はギフチョウとの出会い。 まだ出てくれるだろうか。
駐車場が閉鎖されている有馬富士公園は、訪れている人も少なく閑散としていた。 野鳥にも出会えるかなと期待したのだが、野鳥さえ来園を自粛しているのか影が薄く、ヒヨドリやホオジロしか出てくれない。 蝶の舞を探し歩いても、まだ数は少なく、テングチョウを見つけられるくらい。 出会うものを撮るしかなく、何度も同じところを回ることになった。
探し回ったギフチョウには出会えず、これが最後と決めて何度目かのポイントに行くと、ようやくギフチョウが小さく舞っているところを見つける。 遅い羽化だったのか、まだ居てくれた。 短い時間だったが、辺りを確認するように舞ったり止まったり。 きれいな翅を見せてくれると、舞い飛んで戻ってくれることはなかった。 もうギフチョウのシーズンも最終盤、これが今年最後だったのかもしれません。
陽が出れば暑い陽射しだが、厚い雲も流れ、時折雨粒が落ちてくるような不安定な天気だった。 ギフチョウと出会えたのは、粘りに粘った成果だったのでしょう。 次に会うときは、もっと早い時期に行くことにしよう。
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