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孫台風が去り、ようやく平穏な日常が戻ってきた。 猛暑は続いているが、ホンゴウソウを探しに行ってきた。
流れ落ちる程の大汗をかきながら目的の湿地に着き、小さなホンゴウソウを探し始める。 水の流れは切れていないが、落葉床はすっかり乾いていて、ヒナノシャクジョウも枯れているものが多い。 目的のホンゴウソウはなかなか見つからず、地面に顔を近づけて丹念に探してみる。 目が慣れてくると、ようやく幾つものホンゴウソウを見つけることが出来た。 今年は、小さなものしかなく、ほんの少し大きなものは枯れかけている。
この小さなホンゴウソウを撮るのだが、持っているレンズでピントを合わせるのはとにかく大変。 藪蚊の襲来に耐え、数えきれないくらい撮ることになる。 使えるものが数枚あれば儲けもの、もう十分と言うところで、辺りの草花も探すことにした。
ツルリンドウやミヤマウズラが咲き出していて、この猛暑でも、秋に入ったことを気付かせてくれる。
暑い陽射しでギラギラした池の周りでは、ミミカキグサが水際を蔽っている。 まだ早いかなと思っていた、サワギキョウやサワヒヨドリも咲き出していた。
車に戻って長靴を脱ぎ飲む冷水の、何と美味しいこと。 処暑を過ぎれば、この暑さも収まってくれるのだろうか。
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