(写真や地図はクリックすると拡大します) 戻る
日は短くなってきたものの、暑さは収まる気配がない。 待てど来たらぬ秋風は当てにせず、強い陽射しの中、晩夏の草花探しに出掛けてきた。
そろそろ初秋の草花が咲き始めていないか、大きな池の湿地へ入ってみた。 梅雨時期には水没したこの湿地、このところの暑さで、今度は固く乾いてきている。 ここは、メリケンムグラが席巻し、豊富だった在来種は全くと言って良いほど姿を消していた。 在来種は再生してくれるのだろうか、ここは諦めて場所を変えることにする。
ギラギラした陽射しを受けて静まり返った小さな池の周りでは、秋の草花にはまだ早く、見られたものは少なかった。
こんな筈ではなかったのだが、撮れたものが少ない。 予定を変え、北播磨を訪れることにする。 草地は刈られ焼かれたところにあったが、ここには豊かな自然が拡がっている。 ここも秋の草花には早かったが、そろそろ咲き出す気配が出てきていた。
この暑さは暫く続くようで、秋の気配を感じられるのは先になりそう。 暑さが和らぐのを待っているのは草花も同じなのだろう。 暑く乾いた地面も、雨を欲しがっているようだ。
|