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稲刈りの始まった山間の田園地帯、穏やかな陽光を浴びながら、秋の草花を探して散策してきた。

最初に向かったナンバンハコベは、終わりかけていて残り花だけ。　それでも、幸せを呼ぶという青い蜂ブルー・ビーに会えた。　何か良いことに巡り合えるだろうか。　畦の草刈りが済んだこの場所は諦め、もっと奥まった場所に変えることにする。

草刈りがされていない農道は、　ウスイロツユクサやシロバナツユクサの多い道で、ゆっくりとウロウロしながら歩く。　ここでは、実り始めた実やキノコが見つかった。　木立の中の薄暗い神社の境内に入ると、ツチアケビの大きな株が沢山の実を付けている。　薄っすらとかいた汗に、気持ち良い風を感じながら、早めにこの日の散策を終えることにした。

ナンバンハコベ （裏）ナンバンハコベの実	イボクサ	オモダカ
スズメウリ （裏も）	トキリマメ	セトウチホトトギス
ウスイロツユクサ	ガガイモの実	ヒガンバナ （裏も）
ツリガネニンジン	コウジタケ	ウスキテングタケ
カラカサタケの仲間	ノウタケのようなキノコ （裏も）	ヒヨドリジョウゴ
ツチアケビ	ナミルリモンハナバチ（ブルー・ビー） （裏も）	幸せを呼ぶ青い蜂　ブルー・ビー
アサマイチモンジ	コミスジ	リスアカネ

秋の気配は、足早に野山を包み始めている。　山野草が、一遍に花や実をつける時期になってきた。　今年は、幾つ会いに行けるだろう・・。