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気になっていたカリガネソウに会いに、朝の用事を済ませてから、丹生山を歩いてきた。
丹生山系縦走路は乾いていて、このところ雨が少なかった様子が現れている。 雑草さえ少ない山道を登っても、谷筋の流れは殆どなく、いつもなら草はらになる場所に茂みが出来ていない。 カリガネソウの群落ができるところも、ニ三株咲いてはいたのだが、弱弱しくて今にも萎れてしまいそうなほどだった。 梅雨の終わりには、青い実を沢山つけていたマルミノヤマゴボウも、熟すことなく実は枯れている。 ただ一つ真っ赤に熟した実が残っていたが、小さなものだった。 夏の雨の少なさは、草花の成長にも厳しいものがあったのでしょう。
期待した草花の少なさに、陽射しの少ない木立の中を探し、ようやくカリガネソウに巡り合う。 どうにか、この日の目的は果たせることになったが、撮るには少し暗くて条件は良くなかった。 ここでは、レモンエゴマにも会えたものの、花は終りを迎えていた。 夏の暑さで花も遅いのかなと思っていたが、花期は気温で決まるのではなさそうです。
乾いた地面では、キノコさえ出会えるものが少ない。 サクラタデを覗いてみたが、ようやく咲き出したところで、見頃はもっと先。 暑さが和らいで、野山を歩くには良い気候になったが、この日はちょっぴり残念な撮り歩きとなった・・。
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