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山から降りたら、仙流荘まで戻るのが今日の予定。 まだ薄暗いが5時前に出発。
薮沢新道で登ろうとしていたが、残雪が多く危険で入らない方が良いとの仙人からの言葉。 北沢峠から登ることに。
小仙丈ヶ岳へ
シラビソ林を抜け、森林限界を越えて6合目付近からは視界が広がる。 見晴しの良い6合目で一休みする人も。 尾根道には花も見え始め、遠くには富士山も姿を現した。
小仙丈ヶ岳からの小仙丈尾根
小仙丈ヶ岳で小休止し、仙丈ヶ岳へ。 小仙丈尾根に入ると花も濃くなり、快適な尾根歩きができる。 小仙丈沢カール、薮沢カールを眼下に、人影もはっきり見える山頂を目指す。
仙丈ヶ岳山頂
山頂からの展望は素晴らしい。 山頂を入れた北岳と富士山との三山揃踏みは、少し霞みがかったものになった。 大仙丈ヶ岳側の尾根道も、花は一層濃く感じられた。
山頂から仙丈小屋へ
薮沢カールの底に建つ仙丈小屋へ下る。 薮沢カールの花は尾根筋より少し遅いのか、キバナシャクナゲの群生やコイワカガミも見頃。 時間の掛かる下りとなった。
仙丈小屋から馬ノ背ヒュッテへ
咲残っていたハクサンシャクナゲや獣除けのネットで囲われた花畑のハクサンチドリ、目を楽しませてくれました。
北沢峠を経て大平山荘へ下る
薮沢新道の谷筋はまだ雪渓が覆っている。 薮沢新道に入らず、雪渓を越えて薮沢小屋側へ。 北沢峠まで一気に下りきった。
朝は暗くて見えなかった大平山荘への道にも、イチヨウランやキソチドリが咲いていた。
大平山荘には予定より早く2時前に着けた。 林道バスは北沢峠で満員になり、途中乗車は出来ないこともあるとのことで、山荘から予約してもらう。 1時間程のバス待ちの間、ゆっくりとコーヒーをいただいた。
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