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連休を利用して、避暑を兼ねた探鳥と草花探しに、戸隠高原を訪れてきた。
台風が上陸しそうで、予定を一日先延ばし。 予定通りなら、18日朝方の高速道路は通行止めで、散々な目にあっていたようだ。
宿は鳥見亭さん、オフシーズンで他に客はなく、ゆっくり過ごさせていただいた。 ご主人は外国航路の船にも乗っていたという料理人で、食事は品数が多くおいしくて、2泊3日で大分身に付いたような・・・。
一日目
目当てもなく、鏡池に向い駐車。 森林植物園が近く、歩いて行くことにした。 地図を持たず案内標を頼りに、遠回りして奥社参道の随神門へでる。 参道は参拝者で賑わっている。 随神門付近では、ミヤマヨメナが見頃になっていた。
植物園の外周ルートを回ったが、木々は葉が繁り、鳥影も少ない。 早めに宿入りするつもりで戻っていたのだが、外周の小径まで戻る前に、雨が降り出したと思う間もなくドシャ降りに。 慌ててカメラにカバーを掛け、カッパを被り、駐車場へ一目散。
道路上には川のように水が流れ、沢山停まっていた車も僅か2台だけ。 雨具を解いて一息入れた時、雨脚は急に弱まり直ぐに止んだ・・・。 そのまま宿入りしてお風呂をいただいたのは言うまでもない。
2日目
バードウォッチングに出ても見られないかもしれないと言うご主人の言葉だったが、そこは判ったうえで5時から3時間ほど、植物園内を案内してもらう。 子育てが終わった森での探鳥は、声はすれども姿は見えずで難しかったが、アカハラ、ミソサザイ、アカゲラ、ノジコ、サメビタキ、ウグイスが撮れた。 クロツグミやカケスもゲットしたいが、これは鳴き声だけ。 探鳥コースとポイントが判れば、食事してから出直せば良い。
水芭蕉の実はところどころ熊に食べられている。 熊が良く出るのだとか・・・。 道理で熊鈴を鳴らしている人が多いはずだ。
出直して一日捜し歩いたが、アカゲラ、アカハラ、キビタキ、メジロ、アオジくらいで、他に、これといった鳥には出会えず。 時期が悪いということなのでしょう。
夜はホタル観察会で、四度目の植物園へ。 ヘイケボタル、ゲンジボタル、ヒメボタル 三種類の違いを聞きながら、暗い森の散策ができたのでした。
3日目
帰る前、五度目の植物園へ。 普通にいるというゴジュウカラに、幸先よくみどりが池で出会う。 平日で人影も少なく、クロツグミにも逢えないものか・・・。 長居もできず、一回りしただけで帰路についた。
春と秋の渡りのシーズンが一番という鳥見亭さんの勧め。 その時期は行くところが多過ぎるが、機会があればもう一度・・・。 往復、約千キロのお出かけで、ちょっと疲れたかな・・・。
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