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9時を回っていて、菅平牧場の登山口まで車を進める。 牧場ゲートでは、しっかり一人200円の入場料を徴収していたが、登山口までの距離と人出の多さからすれば当然でしょう。
根子岳へ
この時間になると、陽射しで暑いくらい。 菅平牧場に沿って根子岳への登山道を登る。 こちらからは四阿山周回の逆回りになるようだが、花の百名山に数えられる根子岳をメインにするならこれがメインと言ってもいいのでしょう。
久しぶりの山登り、ペースを落とし、楽しみながらゆっくり、ゆっくり。 紅葉には早かったが、青空に浮かぶ真っ白な雲は、秋の訪れを告げるかのようだった。
四阿山へ
根子岳からは青空が失われ始める。 十ヶ原の鞍部へ下り、ここから四阿山へ登り返すが、すれ違う登山者は口々に「急で滑って、怖いよ」・・・。 登山道は笹に覆われ、おまけに濡れている。 下るよりも登る方が楽だったようだ。
山頂のような開けたところから、さらに進むとようやく色付き始めた四阿山頂が見える。 山頂前の階段(木道)を登れば、そこが四阿山頂。 あいにくの雲の流れで、眺望を楽しむことはできなかったが、天気が良ければ360度の素晴らしい展望が得られるのでしょう。
下山
中四阿付近からは、四阿山も、対面の根子岳も。 小四阿への尾根道も、澄んでいれば、もっと楽しく歩けたでしょう。
小四阿からは、ベニテングタケも姿を見せ、群生も見られた。 大明神沢付近は植生も豊かで、ヤマトリカブトの群落も。 菅平牧場には、ウメバチソウやノコンギクも多いが、撮るには暗くなり始めていた。
ゆっくりし過ぎたのか、コースタイムを1時間以上オーバーしていた。 もっとも、足の疲れは殆ど出なかったので、これで良かったのでしょう。
帰りには入場券を確認すると言っていた、牧場ゲートの管理人は店仕舞いしていた。
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