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温かい冬の所為か、どこも冬鳥が少なくて、撮り物に恵まれない。 それでも、山本山のアイドルお婆ちゃんは、また帰ってきたようだ。 久しぶりに湖北へいくか。
例年ならとっくにスタッドレスに履き替えている車も、ノーマルのまま。 雪がちらつかないか心配だが、チェーンを積んで置けば大丈夫だろう。 10時には餌取りに飛ぶことが多いというお婆ちゃんに合わせて、7時に出発。
湖周道路は雨の後で濡れていた。 雲も厚く、時折小雨が降るあいにくの天気。 予報では、曇マークだけで、雨はなかったのに・・・。 聞けば朝方はけっこうな降りになっていたのだとか。 そのせいもあるのか、お婆ちゃんに会いに来ていた人は少な目で、場所の確保に困ることはない。 松の枯れ木に留まったままのお婆ちゃんは、朝方に枝移りしただけで動いていないようだ。 おまけに留まり処は小枝が多くて、目元パッチリを撮れるところが限られる。 風もなく、陽射しも期待できず、時折小雨まで落ちてきて、諦めて撤収する方も多かったようだ。
みずとりステーションのスタッフによれば、昨日は一度も飛んでいなくて、今日は餌取りに飛ぶはずなのだとか。 午前中の曇り空も、午後になると青空が広がる。 それでも、昼過ぎまで飛びそうな様子は見せても、結局飛ぶことはなかった。 お婆ちゃんの飛翔を諦めずに待つ人も居たが、これは今度にしよう。 運が良ければ、撮れることもあるだろう・・・。
尾上の船溜まりには、カモ類やオオバン、そしてミコアイサやカンムリカイツブリが浮いていた。 時間によっては、護岸真近を漂っているようだ。 ヒシクイは勿論、カワアイサも居たのだが、撮りたいものは遠くて残念・・・。
早崎ビオトープにヘラサギが来ていると聞いて、寄ってみた。 案内らしきものは見当たらず、駐車場は勿論整備されていない。 通過してから、改めて戻ってみた。 ヘラサギが餌取りに勤しんでいたが、結構遠い。 ここは、コハクチョウの飛来地にもなっているようだが、この日は陽射しで温かくなってきたせいもあるのか、ほかの鳥影には会えなかった。
湖北は魅力的な場所なのだが、勇んで出かけてもなかなかタイミングが合わない。 次は何時になるのやら・・・。
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