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梅雨入りしたとはいえ雨の心配はなさそうなので、いつもとは趣向を変え手漕ぎ船(和船)に乗ってきた。
日本で一番おそい乗り物「元祖近江八幡水郷めぐり」
4ヶ所ある観光船乗り場のうち、駐車場に一番近い乗り場に9時半に着いた。 定期船は10時からで、大分余裕がある・・・。 それでも待つ程もなく乗客が6人になって、直ぐ出発となった。
船頭さんは御年74歳で、定年後に船頭さんを始めたという。 皆さん定年後に船頭を始めていて、この御年で平均年齢。 冬季は休航になってしまい、若い人は定職にできないのだとか。 櫂を操る息遣いも荒く、乗っているこちらが気の毒に思ってしまうものの、代わる訳にいかない・・・。
小舟は水路に浮かび、ゆったりゆったり流れていく。 時折そよぐ涼風が心地よい。 時の流れまで小舟に合わせるような、ゆったりした穏やかな世界が広がる。 一生懸命解説してくれる船頭さんの声さえも、どこか遠いところで話しているような・・・。
水郷では野鳥の子育て真っ最中で、ヨシキリの鳴き声があちこちから響いてくる。 ヨシ原は野鳥の宝庫にもなっているようだ。 残念だが、レンズは短い一本しかない。 長いレンズがあっても、小舟の中では邪魔になって使えなかったかな。
最盛期には5~6回も船を出すそうだ。 船頭さんも大変です・・・。
八幡堀と近江商人の町並み
曇りがちな天気だったが、暑さはなかなかのもの。 陸の上をゆっくり散策する気分にならない。 昼も近くなって、早々に切上げることとした。
道の駅「竜王かがみの里」に寄って、昼食と地元産の野菜などを買い求めた。 こういった施設、良いですね。
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