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雨模様の天気予報で山歩きを諦めた朝は、いつもより随分ゆったりしている。 ゆっくり朝食を済ませ、宿の若女将お薦めの名所巡りで一日を過ごすことにした。
じっとしていられない性分なのか、食後直ぐに出発して近くの道の駅「北信州やまのうち」へ。 開店を待っていた人々で賑やかになった道の駅には、地物の新鮮な果物や野菜などが、ビックリする値段で売り出されていた。 帰りには、買い込まないといけないかな・・・。
今日は、善光寺から小布施に寄って、後はそれから考えよう・・・。
善光寺
これまで何度も寄る機会があったが、今日が初めてのお参り。 沢山の参内者で賑わっていた。
小布施
「栗の小径」がある栗と北斎の町。 小さな町歩きを楽しむのに、良いところです。
澗満滝
[私たちに町歩きは似合わない]自覚して再び高原へ。 名前に魅かれて「どんぐりの森公園」へ寄ってみたが、こうした創られた自然公園は自然豊かな地域には似合わない。 人気のない公園を一回りして、国内第7位の大瀑布という「澗満滝展望台」へ。
澗満滝は遠くに眺めるだけだったが、雨後の散策路は茸通りになっていて、ようやく一時の楽しい時間を過ごせたのでした。
平床大噴泉から田ノ原湿原へ
車を走らせ平床大噴泉へ、この先には日本国道最高地点があるようだ。 噴気の影響なのか、この時期でもササクレヒトヨタケが生えていた。
木戸池から夕暮れ迫る田ノ原湿原へ入る。 夏には草花が咲き競い華やかだっただろうこの湿原を、静寂が蔽いつくしていた。 それでも、目を凝らしてみれば、ミズゴケが鮮やかに色付き、来るべき時に備え名も知らぬ小さな花さえまだ咲こうとしているのだった。
目的の山歩きは断念となったが、一日、雨に当たることもなく過ごせた。 これで良かったのでしょう。
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