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大芋の雨石山へ、以前、地元の方から薦められていた、ヒカゲツツジを見に行ってきた。
山は眼前に見えていて、高さもさほどない。 散策靴にストックだけ持って登り始めたが、ここはきちんとした装備があった方が良かった。 しっかり道があって迷うことはないが、遊歩道と違って山道が続く。 尾根道に上がるまでは結構な急坂で、久しぶりの山道に歩みは遅くなる。 短時間で登れるつもりだったが、随分時間がかかってしまった。
毘沙門山を過ぎると、目当てのヒカゲツツジの数が多くなる。 この週末が一番の見頃の様だ。
雨石山の山頂を踏もうと思ったが、どこが雨石山か判然としない。 雨が溜まるような岩のあるピークはあったが、山頂を示すような目印は見当たらない。 これでは山頂を踏んでも仕方がないので引き返すこととした。
岩尾峰を過ぎたピークの岩場から先へ進む人は殆ど無いのだそうだ。 確かに山道の踏み跡もかすれがちだった。 下りは、温かな陽射しを受けて映える山桜やミツバツツジも撮り残さないようにしたが、あっという間に降り切ってしまった。
オオルリに出逢う
一の滝付近まで降りた時、なにやら鳥影が。 オオルリが渡ってきていて、近くで愛想を振りまいてくれている。 念のため背負っていた長いレンズを取り出し、暫しにらめっこ。 陽射しに映えるオオルリの鮮やかさが楽しめました。
ヒカゲツツジを狙った雨石山でしたが、オオルリに主役を奪われた日となりました。
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