(写真や地図はクリックすると拡大します) 地図 前日へ 野鳥の頁 小動物の頁 花の頁 翌日へ 戻る
今日から2日間は、バンクーバー在住の川端さん(下段参照)にお願いしたバードウォッチング。 お任せコースで、事前にマニングパークリゾートへ行くことを決めてある。
待ち合わせ時間は午前2時。 1時に起きることにして寝ようとした筈だったが、少しウトウトできだだろうか。 時差ボケしていたのかいないのか、眠気を感じなくなっていたかもしれない。
無理に寝るのは諦め、早めにフル装備で準備して時間を待つことにした。 軽量三脚や双眼鏡も全て持ち込んだのだが、結局、どこでもこれを利用する機会はなかった。 身軽に出かける時の参考になった気がする。
程なくして、深夜掃除の始まったロビーに川端さん登場。 挨拶を済ませたが、何か事前にネットで拝見していた顔立ちとは違うような・・・。 聞けば、顔ひげを落とすことにしたそうだ。 道理で・・、少し若返って見えて、妙に納得。
予定時間より早いが、1時45分にホテルを出発。 約3時間の予定で、マニングパークへ向かった。
マニングパーク
車は順調に走ることができ、マニングパークリゾートには、ようやく白み始めてきた4時半過ぎに到着。 日曜日の早朝ということもあるのか、駐車場には多くの車が停めてあった。
今日のメインの狙いは、アオライチョウ♂のディスプレイを撮ること。 出が悪くなっているということで、探す時間を長くとることにする。 一息入れただけて、サブアルパイン・メドーズ公園へ向かい、探鳥を開始した。 マニングパークリゾートの標高が約1,170m、外気温は約8℃、車内は良いが外に長くいると寒くなるくらいだった。
4時間近く粘ったものの、アオライチョウは雌が出迎えてくれただけで、雄の出番はなかった。 リスやウサギは圧倒的に数が多く、至る所で出迎えてくれる。 ウィスラーでは、居ないと聞かされていたナキウサギも、間近に姿を現してくれた。 (野鳥や小動物は別ページに纏めました。 上下のリンクから入ってください。)
8時半でアオライチョウは諦め、山頂まで行って花畑を散策することにした。
サブアルパイン・メドーズ公園
標高2,000m弱の山頂のサブアルパイン・メドーズ公園は、駐車場付近から色とりどりの高山植物で覆われていて、妻は感嘆の様子。 早朝から出かけてきて、報われる一瞬となった。
ここでは思いがけない幸運も。 山頂には小鳥が飛び交っていて、ムジルリツグミやズアカマシコも混じる。 陽射しの条件は良くなかったが、一刻、これらを撮りまくる。 下界では姿が見られなくなっているそうで、この日の出会いは、ラッキーなタイミングだったのでしょう。
スリー・ブラザーズ・トレイルの向かう先には、素晴らしい景観が広がり、このままずっと歩きたい誘惑に駆られる。 妻は未練が残るようで、暫く眺め続けていた。 何時か、大自然の中でトレイルすることが出来たら良いのですが、願望で終わってしまうのかな・・。
その代わりということでもないのだが、短い距離でもペイントブラッシュ・トレイルで山頂の花畑を散策。 雪に覆われた遠くの山々を背景にして、色鮮やかに花畑が輝いていた。
10時20分には散策を終え、ビーバーポンドやライトニンク湖を回ってみる。
ライトニング湖
ビーバーポンドでも小鳥が出迎えてくれ、想定外のものもいたようだ。 ここでは、ニシフウキンチョウ♂も姿をみせてくれたが、全くシャッターを押せず、今回の全工程で唯一撮り損ねたものになった。
ライトニング湖では、突然、鹿が姿を現し、湖畔を訪れていた人々を喜ばせていた。
深夜から始まった今日の野鳥探索を1時に終え、昼食タイム。 日曜日で混んでいたリゾートの部屋が片付くのを待って早めにチェックインし、休息をとることにした。
日曜夕方になってリゾートの車も少なくなった6時から、アオライチョウ探しに再度トライしたがこれも空振り。 ここはすっぱり諦め、明日に賭けよう。 明日は5時には出発だ・・・。
|