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山ちゃんの晴れたらいいね2017.9.3

根子岳 峰の原口から

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一昨年は菅平牧場登山口から登った根子岳、今度は峰の原口から登ることにした。 只、この登山道大雨の影響で荒れていて、牧場口からの登山道より歩きにくいらしい。 はなから四阿山まで行くつもりはなく、久しぶりの山登りを楽しめれば良い。 天気は悪くない予報だが、どこにも青空が見当たらない。 そのうち晴れるだろう、山登りにしては遅い時間に出発した。

菅平牧場の外周に沿って登るにつれ、辺りには雲が流れ込み霧に覆われてきた。 避難小屋付近までは、登山道周辺の草花を愛でることもできたのだが、晴れてくる気配はない。

ドクツルタケ
ドクツルタケ
カバイロツルタケ
カバイロツルタケ
ハナイカリ
ハナイカリ
菅平牧場の放牧牛
菅平牧場の放牧牛
サラシナショウマ
霧に霞むサラシナショウマ
ヒトリガ
ヒトリガ
ヤマハハコ
ヤマハハコ
登山道の花畑
登山道の花畑
ウメバチソウ
ウメバチソウ

避難小屋からの登山道は迂回を促す看板もあったが、このルートに崖があるはずはなく、踏み跡もはっきりしていて、予定通り進むことにした。
霧は少し濃くなり、登山道は深く抉られた部分も出てくる。 迂回路を探しながら、時に藪漕ぎもして山頂を目指すが、先にも後にも登山者は殆ど無い。 花を愛でながらゆっくり登ったのだが、先に進んだ登山者は一人だけ、下る人には出会わなかった。 メインの牧場口ルートを利用する人が多いのだろう。

避難小屋の案内図
避難小屋の案内図も霧に霞む

 
マツムシソウ
マツムシソウ
ピンク色の花が咲いていた
ピンク色のマツムシソウ
ピンク色のマツムシソウ

 
マルバダケブキ
霧に霞むマルバダケブキ
ゴマナ
ゴマナ
大雨で荒れた登山道
大雨で荒れた霞む登山道を進む
大雨で抉られた登山道
大雨で抉られた登山道
何箇所か迂回路がある
オヤマリンドウ
オヤマリンドウ

 
エゾリンドウ
エゾリンドウ

 
コケモモ
コケモモ
小根子手前の分岐部
霞む小根子手前の分岐部
根子岳山頂へ
根子岳山頂へ進む

霧に霞む根子岳山頂には、先着した登山者が程々に集まっていた。 ここからの眺望は全く得られず、長居する理由もない。 一息入れただけで、子根子からザレ岩ルートでの下山を始めた。
小根子は濃い霧に覆われていて、見返しても根子岳は見えない。 ここは通過するだけになった。

根子岳山頂
根子岳山頂に着く
根子岳山頂の祠
根子岳山頂の祠
山頂からの展望はなかった
山頂からの展望はなかった
山頂を振返る
山頂を振返る
霞む小根子へ
霞む小根子へ
小根子岳山頂から根子岳
小根子岳山頂から根子岳を見る

ザレ岩付近からようやく靄が晴れてきて、山頂付近には雲がかかったままだったが、避難小屋まで下った時には青空も覗き出した。
このザレ岩側ルート、登山道に荒れているところはなく緩い坂が続くだけなので、散策気分で歩くことができる。 ただ、随分距離が長くなって、この日出会った登山者は全くなかった。

ザレ岩部分岐から
ザレ岩部分岐から霞む山頂を振返る
ザレ岩からも展望は利かない
ザレ岩からも展望は利かない
キツネタケの仲間
キツネタケの仲間
シラタマノキ
シラタマノキ

 
ワレモコウ
ワレモコウ

 
眼下に菅平牧場
眼下に菅平牧場
青空が覗きだした

避難小屋からは、登りには靄っていた景観を愛でながら下る。 霞んでいた草花の濃い色合いも、鮮やかに輝いて、ようやく蝶も舞い始めていた。

タムラソウ
タムラソウ
エルタテハ
エルタテハ
ミドリヒョウモン♀
ミドリヒョウモン♀
アオイヌシメジ
アオイヌシメジ
カバイロツルタケ
カバイロツルタケ

久しぶりの山登り、時間をかけてゆっくり歩いたのだが、脚には少し堪えたようだ。 久しぶりにマメも潰して、この沁みる痛みの感覚を思い出した・・。
装備を解いて一息入れ、きのこ探しに出かけたものの、目ぼしいものは見つけられなかった。 きのこシーズンには、やはりまだ早かったようです。


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