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秋ですね。 ススキの名所で知られる砥峰高原に行ってきました。
神戸の自宅から播但自動車道を利用して一時間半ほどで到着。 時間は9時過ぎとあって先客は一組だけだった。 私達も早速身支度を整え、遊歩道を歩き始める。 東屋コースは台風の影響で崩壊しているため、通行止めになっていた。 ススキを掻き分けながら、一路、草原を一望できる展望台を目指す。 ススキの穂はまだ赤く、見頃は一ヶ月先のようだが、さわやかな秋風の中を散策するのはとても心地よかった。
標高800m~900mにかけてゆるやかな起伏が続くこの高原は、約90haに及ぶススキの大草原が広がっている。 スケールが大きく壮観ではあるが、曾爾高原に比べるとススキが小振りに感ずるのは気のせいだろうか。 時期が早すぎたのか、それも地質的なものだろうか。
砥峰高原を2時間近く散策し、帰路は福知渓谷を経由する予定だったが、台風9号による被害のため通行止めになっていた。 時間に余裕もあるので、意を決して福知渓谷まで歩いて行くことに・・。
美しい渓谷を期待したのも束の間、道路はあちこち崩壊し、流木は散乱、渓谷は抉られていた。 豪雨の爪痕を目の当たりにし、自然の猛威をまざまざと見せ付けられた思いがした。 2時間ほど歩いただろうか。 長い散歩と思えばいいのかもしれないが、徒労に終わった感が強く、空腹感と相俟ってどっと疲れが出た。
お昼は、砥峰自然交流館に隣接する「平家そば処交流庵」で、ざるそばを注文した。 こしがあって、歯ごたえがあり、結構美味しく頂いた。
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