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山ちゃんの晴れたらいいね2010/5/15

西赤石山

(写真や地図はクリックすると拡大します)    一覧へ    戻る    花の頁   登山ルート地図


 今回の山行は、昨年のリベンジ西赤石山。 アケボノツツジの開花が少し遅れているとの情報だが、今年は北斜面を曙色に埋め尽くす大群落を目にすることが出来るだろうか。 期待を胸に、早朝3時に出発、一路新居浜へ。


 マイカーアクセス

自宅(出発3:00)→(阪神高速・神戸淡路鳴門道・高松道・松山道)→新居浜IC→R11→長田交差点→
  →(長田通り・県道47)→旧別子銅山跡入口(日浦登山口)駐車場(到着6:25)  所要時間:3時間25分


 前回は東平から登ったが、今回の登山口は日浦。 旧別子銅山の遺跡を見ながら登る、一番ポピュラーなコースである。


 コース

日浦登山口(6:50)→ダイヤモンド水(7:25)→銅山越(8:15)→西山山頂(8:40)→
    →銅山越(8:55)→西赤石山山頂(10:20)→兜岩(11:00)→西赤石山山頂(11:40)・昼食→
        →銅山越(12:55)→(牛車道)→ダイヤモンド水(13:50)→日浦登山口(14:30)


 駐車場は、トイレや水場、案内板もあり、よく整備されているが、狭くて10台ほどしか停められない。 朝7時前にもかかわらず既に満車状態だった。 さすがに人気の山とあって県外ナンバーの車も多い。 先着者が停めていた道路脇の空きスペースに私達も加わる。

 登山口からは、階段を登り、往時の繁栄を偲ばせる接待館跡や劇場跡などを見ながら、渓流沿いに歩く。 ミツバツツジやヤマフジの咲く、なだらかな道を30分余り歩くとダイヤモンド水に到着する。 そこには、東屋や椅子、簡易トイレが設置されていて、先行の団体さんが休憩をとっていた。 私達もそこで小休止し、すぐに歩を進める。

日浦登山口駐車場
日浦登山口駐車場

 
日浦登山口
日浦登山口

 
小足谷集落跡周辺
小足谷集落跡周辺

 
小足谷接待館跡
小足谷接待館跡
(裏)上側から
建物らしきものはこれだけ
建物らしきものはこれだけ

 
上段は小足谷劇場跡
上段は小足谷劇場跡
下段は住友別子小学校跡
小足谷川の流れ
小足谷川の流れ

 
ダイヤモンド水の広場
ダイヤモンド水の広場
(裏)ダイヤモンド水


 ダイヤモンド水から銅山越までは、二箇所の分岐があるが、どちらを選択しても合流。 両道とも道標があり迷うことはないが、右コースを取った方が最短コースとなるため、上りに使う人が多いようだ。

小足谷川沿いの登山道
小足谷川沿いの登山道

 
小足谷川にはこんな所も
小足谷川にはこんな所も

 
目出度町経由ルート
目出度町経由ルート
重任局と大山積神社跡
門のような石積み
門のような石積み

 
別子本鋪 歓喜坑
別子本鋪 歓喜坑(間符)
崩れかけている廃坑口
旧牛車道経由分岐
旧牛車道経由分岐
右側の近道へ
遠景もきれい
遠景もきれいな澄んだ空気

 
銅山越
銅山越に着く
(裏)銅山越に集う先着パーティー


 銅山越の分岐は、左へ折れ、ツガザクラの大群生地のある西山を目指す。
なだらかな尾根道には、南限と言われるツガザクラの大群落がロープで保護されていた。開花すれば、見事な景観だろうが、アケボノツツジ同様開花が遅れているようだ。
 殆ど蕾で、数輪の開花が見られただけだった。

 西山山頂は狭く、灌木が生い茂って展望も利かない。 期待のアケボノツツジも蕾状態なので、三角点の写真だけ撮って銅山越に戻った。

銅山越付近から
銅山越付近から
西赤石山を望む
ツガザクラはまだ
まだツガザクラは咲いていない
(裏)西山もまだミツバツツジだけ
西山山頂
西山山頂
三等三角点
西山から西赤石山
西山から西赤石山

 


 銅山越からは、昨年と同コース。
 西赤石山頂を目指して尾根道を進む。 この日は、空気が澄んで山々の稜線もくっきりと見え、遥か石鎚山まで遠望できた。 この時期、山に登って、こんなに景観が良かったのは久々のような気がする。 咲き始めたツガザクラや山肌を彩る濃ピンクのミツバツツジも目を楽しませてくれた。 山頂まで、一時間半。 いくつかの岩場やアップダウンはあるものの、快適な稜線歩きができた。

新居浜市
新居浜市
瀬戸内の島々も空に浮く
山肌を染めるミツバツツジ
山肌を染めるのはミツバツツジ

 
濃い花色のミツバツツジ
濃い花色のミツバツツジ

 
西山を振り返る
西山を振り返る

 
アケボノツツジ
アケボノツツジ

 
山並みも美しい
空気が澄んで山並みも美しい

 
東平
東平(とうなる)の全景
(裏)新居浜市街を背景にした兜岩
西赤石山山頂
西赤石山山頂
(裏)山頂から物住頭下方の状態


 西赤石山のアケボノツツジと言えば、兜岩からが定番になっている。 兜岩にも人影は多く、なにはともあれ、下りてみた。
 例年10日が、ピークと言われるアケボノツツジ。 今年は低温が続いた影響で、開花が一週間から10日ほど遅れているという。 全山ピンクに染まるのはもう少し先のようだ。

兜岩から西赤石山
兜岩から西赤石山
西赤石山中腹のアケボノツツジ
兜岩から西赤石山
兜岩から西赤石山の景観
西赤石山下方の状態
西赤石山山頂へ
兜岩から西赤石山山頂へ

 
西赤石山から兜岩
西赤石山から兜岩の眺め

 


 下山はできるだけルートが重複しないように選択。 牛車道はなだらかで歩きやすいと聞き、少し遠回りになるがこちらに歩を進める。 このコースは開放的な美しい景観を楽しめる。

銅山越まで戻る
下山は銅山越まで戻る
銅山越からはなだらかな牛車道経由
牛車道から西山・銅山越
牛車道から西山・銅山越を振返る
(裏)蘭塔場と木方の展望
平坦な道
平坦な道もこの先で分岐に合流
(裏)石の舗装道を下る
寛政谷木方付近
寛政谷木方付近の登山道
(裏)左側から戻る
ダイヤモンド水近くの分岐
ダイヤモンド水近くの分岐に戻る
小足谷川沿いの石積み
小足谷川沿いの石積み
小足谷川の流れ
小足谷川の流れ
登山口駐車場脇の道路
登山口駐車場脇の道路


 西赤石山は、歴史と高山植物と展望と三拍子揃った、秀でた山ではあるが、神戸からだと頻繁に来るわけにもいかない。 とりあえず今回で満足し、次は東赤石山に登るとしよう。



アカヤシオ
アカヤシオ 笠形山にて
花柄に腺毛がある
アケボノツツジ
アケボノツツジ 西赤石山
花柄に腺毛がない

 【アカヤシオとアケボノツツジ】


 どちらもピンク色のきれいな花色をしていて、見分けがつきません。 花を支えている軸=花柄(かへい)にある腺毛(せんもう)の有無で見分けられると聞いていたので、比較してみました。


 

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