(写真や地図はクリックすると拡大します) 一覧へ 戻る 登山ルート地図
今回は、「二日酔い気味なので近場にしよう」という夫の主張を取り入れ、家から登山口まで一時間ほどで行ける高御位山を歩くことにした。
マイカーアクセス
自宅(出発 8:00) → (阪高北神戸線・第二神明・加古川バイパス) → 高砂北ランプ →
→ (R2=山陽道) → 鹿嶋神社バス停駐車場(到着 9:00) 所要時間:1時間
この山は標高304mと低山ながら、コースのほぼ全域から展望が楽しめて、岩峰群や岩場も多く、変化に富んだ山歩きができる山である。 山頂に登るコースはいろいろあるが、鹿島神社を起点に、鷹の巣山から高御位山へと縦走するポピュラーコースをとった。
コース
駐車場(9:15) → 展望台(9:55) → 鷹ノ巣山(10:40) → 鷹ノ巣山東峰(10:50) → 高御位山(11:40-12:10) →
→ 小高御位山(12:35) → 中塚山(13:05) → 北山鹿嶋神社登山口(13:25) → 駐車場(13:50)
駐車場から展望台へ
鹿嶋神社の駐車場に車を停め出発しようとするも、どこにも道標がないので登山口がわからない。 あっちウロウロこっちウロウロ (°°;))。。。。・・((; °°)
不安になりながら歩いていると、遠目に展望台が見えてきた。 遠回りになったが、何とか予定のコースに合流することができ一安心。 後で分かったことだが、鹿島神社の参道を上ると案内板があり、そこから山道に入るのが一般的なようだ。
百間岩
展望台からは、天気に恵まれれば、素晴らしい眺望が得られるようだが、今日は気温が高いせいか白く霞んで見える。 ここは桜の名所なので、4月初旬がベストのようだ。 展望台を過ぎると長さ200m、高度差150mの百間岩の登りが始まる。 この大岩、晴れていれば勾配が緩やかなので歩き易いが、雨の日や凍結時には避けたほうがよさそうだ。
播磨アルプス縦走路を高御位山へ
尾根上は、どこも好展望が得られ、いたるところに休憩ポイントがあり大パノラマが広がっている。 気候がよければ快適な山歩きができるが、今日は晩秋というのに、20度もある。 低山なのでとにかく暑い。 夫も「アルコールを飛ばさないと」と言う割には、足取りが重そうである。
この山は、岩場が多いため夏は木陰が少なく、歩くには春先や冬の晴れた日が最適のようだ。 「ここは来月にすればよかったね」と言っても後の祭り、もう随分歩いている^^ 山は、季節や地域、標高によって気温が異なってくるので、歩いてみないと分からないことが多い。 山選びは難しい。 灌木のなか、岩場やアップダウンを繰り返しながら登っていくと高御位山頂に着いた。
高御位山 山頂は岩山で、南側は大きく切れ落ちているので、見晴らし抜群だ。 市街地や瀬戸内海も見える。 この岩山は、御来光登山でも有名なところで、毎年元旦には御来光を仰ぐため大挙して登ってくるという。 ここに立てばそれも得心する素晴らしい景観が広がっていた。 山頂へのルートは数あるが、成井登山口からは一時間足らずで登ることができるとあって、家族連れも多い。 山頂周辺の岩場では、皆が思い思いに腰を下ろし、お弁当を広げていた。
高御位山から、下山
下山は、北山奥山コースをとり、小高御位山や中塚山を経て北山鹿嶋神社へ下りた。
いつもなら「物足りない距離だなぁ」と言う夫が、「アルコールを抜くのには丁度いい歩きだった」と満足げに言う。 おいおい、アルコールを抜きにきたんかい^^
下山後、温泉に入ってお酒を飲むのが夫の夢だというが、運転に自信のない私は、いつもそれを聞き流している。 さすがに、今回はせっかく抜いたアルコールをまた入れる気にはならなかったのか^^温泉のおの字も言わない。 気がつけばいつも後部座席で午睡している私。 たまには夫のささやかな夢を叶えてあげねばと思っている。
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