(写真や地図はクリックすると拡大します) 一覧へ 戻る 花の頁 登山ルート地図
今回の山は、ベニバナヤマシャクヤクが咲く観音峯山。 1週間ほど遅れていた花が咲き始めたとの情報を得たので早速出かけてきた。
マイカーアクセス
自宅(出発6:50)→(阪高北神戸線,中国道,近畿道,阪和道,南阪奈道)→(R24,下街道)→
→室→(R309)→川合→(県道21)→観音峰登山口駐車場(到着9:10) 所要時間:2時間20分
今日は歩く距離が短いので、自宅をゆっくり出発。 高速の「休日上限1000円」終了の影響か、渋滞もなくスムーズに登山口に到着した。
この時期ベニバナヤマシャクヤク目当ての登山者が多いのだろう。 駐車場(休憩所とトイレ完備)は、ほぼ満車状態だった。
コース
駐車場(9:20)→第1展望台(9:40)→神社跡・観音平(10:05-10)→観音峯展望台(10:30-40)→
→観音峯山山頂(11:20)→三ツ塚(11:50-12:10)→法力峠(13:00)→
→ 五代松鍾乳洞(13:50)→稲村ヶ岳登山口(14:05)→洞川温泉バス停(14:20)
観音峯展望台へ
御手洗渓谷に架かるつり橋を渡るとフタリシズカとコアジサイが咲く植林帯の登りとなる。 比較的緩やかな道ではあるが、気温26度で蒸し暑い。 回りを見渡すと夫婦連れが多い。 皆さんスローペースで歩かれていると言うことは、展望台までの花詣でなのだろう。 私たちも小休止や水分補給をしながらゆっくり歩いたが、1時間余りで観音峯展望台に到着した。
観音峯展望台
展望台からは、昨年登った大日山や稲村ヶ岳など素晴しい展望が得られたが、今日の目的はベニバナヤマシャクヤク。 近くで歓喜の声が聞こえてきたので近づいてみると、ベニバナヤマシャクヤクがそこかしこにいっぱいヽ(*^。^*)ノ 数十株が点在していた。 こんな美しい花が、自然界に存在することが不思議でならない。 上品で優しい色をした日本人好みの花である。 希少種なので数株しかなく、探し回らなければ見られないものと思っていたら、なんと群生に近い状態で咲いていた。 このところ目立った盗掘には遭わずにいるようだ。
観音峯山を越え三ツ塚へ
憧れの花を堪能した後は、観音峯山へ。 山頂は、樹木に囲まれ展望がなく、団体さんに陣取られていたので先に歩を進める。 このあたりは樹林帯の中だが、蕾をつけたバイケイソウが多い。
山頂から30分ほど歩くと先客が誰もいない三ツ塚。 ここで昼食を摂る。 今日はちょっと豪勢に?奈良名物“柿の葉ずし”。 コンビニが近くになかったので、「お腹に入ればなんでもいいわ。」と言うことで、たまたま目に留まった柿の葉ずしを買ってきた次第。 でもお腹が空いていたので、とても美味しく頂いた^^
法力峠から洞川温泉へ
三ツ塚からは、アップダウンを幾度か繰り返しながら歩くと、稲村ヶ岳との合流点、法力峠に到着。 ここからは以前歩いたことがあるので安心だ。 「大きくても小さくてもコアジサイ」 夫の毎度のダジャレを聞きながら緩やかに下っていくと洞川温泉に着いた。
さてこれからが問題だ。 歩くと40分ほどかかるという観音峯登山口までどうやって帰ろうか。 炎天下のなかアスファルトの道を歩く気にはなれない。 結局、カフェでクールダウンしながら一時間に一本のバス待ちをすることになった。 (因みに洞川温泉から観音峰登山口まで220円。)
今回は、山歩きとしては物足りないものであったが、開花のタイミングの難しいベニバナヤマシャクヤクに出会えた事で満足としよう。
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