(写真や地図はクリックすると拡大します) 一覧へ 戻る 登山ルート地図
西日本一の高峰、石鎚山の山頂は紅葉の進む時期。 山頂の見頃は例年より1週間早いらしい。 3連休を利用して、今年最初の紅葉狩りに行ってきました~♪
マイカーアクセス
神戸(出発9:30)→(名神高速・神戸淡路鳴門道・高松道・松山道)→
→いよ西条IC→(R194・瓶ヶ森林道)→土小屋駐車場(到着15:30) 所要時間:6時間
R194の寒風山トンネルを越えて瓶ヶ森林道に入り、つづら折れの狭い道を尾根筋に出るまで登り続ける。 舗装はされているが、すれ違いには気を使う。 林道にしては対向する通行量が多く、ポイントごとに駐車している車両も結構な数になっていた。
尾根筋に出ると見晴らしが利くようになり、紅葉も楽しむことができた。
今回の宿は土小屋白石ロッジ。 例年10月中旬には初雪があるようで、陽が傾くと急激に寒くなったが、炬燵が準備されていて有難かった。
朝は強い風で凍えるような寒さ。 夜間は2度まで下がっていたらしく、山頂は氷点下だったようだ。 この日は多くの登山者でごった返すとの忠告を聞き入れ、早目に登頂することに。 防寒対策に重ね着をして、風が収まることを祈りながら出発。
土小屋からの二の鎖元小屋までのルートは、なだらかな散策路のような道が続く。 陽が高くなるにつれ風も収まり、ベストや上着を脱ぎながら、まだ登山者の少ない道を軽快に歩みを進められた。
コース
土小屋(7時発)→二の鎖(8時40分)→三の鎖(9時)→弥山(9時15分)→天狗岳(9時30分)→ →南尖峰(9時45分)→弥山(10時25分・休憩10分)→二の鎖元小屋(10時55分)→土小屋(12時30分着)
二の鎖元小屋では表参道と合流する。 二の鎖では靴が濡れていて滑り、引き返すこともできず、腕の力で登ることも必要に。
さすがに妻は、三の鎖を敬遠して巻き道へ。 三の鎖は懲りた登山者が多いのか、二の鎖の登山者の半数にも満たない。 三の鎖の鎖環には靴先を通すことができ、鎖が浮いているところもあるが、結構登りやすい。 ここを登ったところが弥山(みせん)山頂、1975m。
石鎚山山頂の紅葉は先週がピークだったようだが、色づきはまだ残っている。 最高峰の天狗岳(1982m)を眼前にして、リックを残し先に歩を進める。 先端の南尖峰から見下ろす景色も美しく、矢筈岩から登る人影も確認できた。
天狗岳には小さな指標があるが、大砲岩(ここも1982mらしい)などには何の指標もなく、天気に恵まれなければ立ち入らないほうが良いのだろう。
天狗岳から弥山への帰りには、登山者も多くなり、弥山には人だかりができていた。 天狗岳への岩場は足掛けの凸凹が少なく、靴が濡れていると滑りやすいので注意が必要。
登りの人波が途切れることなく続いている中を、早目に下山開始。 三の鎖には人影はないが二の鎖には順番待ちの列ができていた。
陽が高くなって、あちこちでリンドウの花が開き始めている。 昼を過ぎても登山する人は続いていた。
今年最初の紅葉狩りは、天気に恵まれ楽しい歩きとなった。
帰路は瓶ヶ森林道の混雑を避けて石鎚スカイラインへ。 ナビの推奨ルートを信じてR494に入ったものの、これが大変な間違い。 所要時間はあまり変わらなかったが、また一つ酷道を経験してしまった。
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