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「寒」のこの時期、待ち遠しい「春」の便りを毎年届けてくれるのが、守山市「なぎさ公園」の菜の花。 「菜の花越し」に望む「雪を戴いた比良山系」、青空に映える黄と白のコントラストは季節の便りとして毎年放映もされている。 暖かな陽射しに恵まれたこの日、冬鳥にも逢えることを期待して出かけてきた。 「大津大橋」から「琵琶湖大橋」まで琵琶湖畔を北上、穏やかな湖面にはのんびりと漂う冬鳥を見ることができた。 「なぎさ公園」の一隅だけには、カメラを構えた人の塊ができていて、周りの景観から浮き上がっている。 こちらもその一員に加わったが、湖上に陣取った雲がはれる様子もなく、見切りを付けて退散。 この日は前日に比べて穏やかな日和だったようで、入れ替わり立ち代り、立ち寄る人で賑わっていた。
この時期やはり絵になるのは、純白の雪に覆われた「茅葺の里」。 足回りの装備は万全ということで、美山の里へ回ることに。 これが思っても見なかった、とんだ災難を呼ぶことになってしまった。 計画的に、事前確認しておくことは大事ですね・・・トホホ 「琵琶湖大橋」を超えてR477を超えれば近そう。 これが最初の間違い。 R477は近畿の三大酷道の一つだった。 深いカーブとすれ違いもできない狭い道が続く。 そのうえ、工事用道路のような急な勾配もあり、雪に覆われたり凍結していたり・・・・。 距離が短く崖や谷がないものの、経験した中では屈指の酷道に数えられる。 対向車が全くないのが幸いだった。 迷い込む車の通行しかないのでしょうから、当然だったのでしょう。 不幸は重なるもので、府道38号線との分岐に「美山」の案内が。 途中の案内板には「佐々里峠通行止め」の表示があったもののその場所が判らない。 たぶん案内がある分近いのだろうと勝手に解釈して、ナビのルートを無視し、この方向に進む。 そして、「佐々里峠通行止め」のゲート。 なんと、ここには小さなスキー場があって、ここまでは通行できるようになっているようだった。 仕方なく、ここから引き返しR477から「美山」を目指すことに。
そして、そして、途中いろいろなことがあり、「美山」は断念。 下鴨神社にお参りして帰ることになった。
それにしても、よく酷道には出くわすものです。 今年はどんな出合いがあるのか、期待して出かけることにしよう。
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