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山ちゃんの晴れたらいいね2010/3/22

菊水山、鍋蓋山、摩耶山、六甲最高峰

(写真や地図はクリックすると拡大します)    一覧へ    戻る    登山ルート地図


 「六甲全山縦走路」を辿る第2弾。 前回の続き「鵯越駅」から、「六甲越」までが今回のコース。 花の春山シーズンにはまだ少し早く、遠出には不向きで、近場での足慣らしとなった。

鵯越駅から菊水山へ
 鵯越駅から烏原貯水池に向かい、舗装路沿いに旧神戸電鉄菊水山駅へ。 菊水山駅は六甲ハイキングの起点として利用したものだったが、利用者の減少のためかこの山間の駅は廃止になっている。 石井ダムまでは平坦で散策する人影も多い。 石井ダムを越えてからが、「菊水ゴルフクラブ」を見下ろしながらの本格的な菊水山への登りとなる。 この斜面は日当りに恵まれているのか、もうツツジが咲き始めていて、山桜まで花を見せてくれた。

 菊水山頂で小休止。 天気は良いものの春霞なのか、澄んだ遠望は得られない。
 休憩の間に装備の再点検、・・・。 なんと「GPSロガー」の記録開始スイッチが入っていない。 ロックを確認したつもりだったが、もうボケが始まっているのか? ここまでの約3.3km分のルートは残らなかった。 というわけで、今回の「ルート地図」には、鵯越駅から菊水山頂までが直線で表わされている。(菊水山駅出発前の時間が点の記録として残っていて、これを繋いでみたもの)

神戸電鉄鵯越駅脇
神戸電鉄鵯越駅脇の縦走路
旧菊水山駅
現在は廃止された旧菊水山駅
石井ダム
石井ダム ここから菊水山への登り
神戸電鉄の電車
山間部を走る神戸電鉄の電車
モチツツジ
もうモチツツジが咲き始めている
コバノミツバツツジ
コバノミツバツツジもチラホラ
山桜
大きな花を咲かせた山桜も
登り終えて休憩かな
登り終えて休憩しているのかな?
菊水山山頂
菊水山 山頂
菊水山展望台から
菊水山展望台からの霞む眺望
菊水山山頂の記念碑
菊水山山頂の記念碑


菊水山から鍋蓋山へ
 菊水山から天王吊橋に下る岩の多い道では、もう満開になった数本のコバノミツバツツジに出会えた。 昨年のツツジは裏年なのか花数が少なかったが、今年は期待させてくれそうな花付きです。
 天王吊橋を越えれば、鍋蓋山への急な斜面が立ちはだかる。 九十九折れの登山道を過ぎると、ここからは平坦な「鍋蓋パノラマ道」となる。 鍋蓋山山頂とは言っても、山頂らしい頂は無く、先に歩を進める。
 黄砂(たぶん)に霞んで晴れてはいても、とても青空とはいえない神戸港上空には、優雅に「飛行船」が浮かんでいた。 澄んでいれば銀白色の船体が眩しいのだろうが、ちょっぴり残念。

菊水山を下る
菊水山を下る
コバノミツバツツジ満開
コバノミツバツツジがもう満開
天王吊橋
有馬街道を越える天王吊橋
天王吊橋から菊水山
天王吊橋から菊水山を振り返る
鍋蓋山へ
鍋蓋山への登り道
鍋蓋山山頂
鍋蓋山山頂
神戸港に飛行船
神戸港に飛行船が浮かんでいた


大龍寺・市ガ原を経て摩耶山へ
 鍋蓋パノラマ道を抜けると直ぐに「大龍寺」。 縦走路はここを迂回するが、今回は境内も巡ってみた。
 赤門を過ぎ、舗装路を市ガ原へ。 デイキャンプのグループに混じり、この河原で軽くおにぎりを頬張るが、長居することもなく直ぐに出発。
 稲妻坂から天狗道を経て摩耶山へ。 「掬星台」の直ぐ手前にある摩耶山頂に立ち寄り、三等三角点と天狗岩を巡る。 掬星台は相変わらずの人出で賑わっていた。 ここで遅めの昼食を取り、しばし休憩。

再度山大龍寺
再度山大龍寺
稲荷山道の赤鳥居
稲荷山道の赤鳥居
大龍寺仁王門
大龍寺仁王門
大龍寺山門
大龍寺山門(赤門)
市ガ原
市ガ原
デイキャンプのグループがあちこち
市ガ原
市ガ原
左手から山裾の橋を通ってここへ
天狗道道標
天狗道道標
ここから摩耶山へ
天狗道
天狗道
ハイカーが多い
摩耶山へ
もうすぐ摩耶山
年配のハイカーは二人連れが目立つ
摩耶山頂
摩耶山頂
 
天狗岩大神
摩耶山山頂 天狗岩大神
 
摩耶山掬星台
摩耶山掬星台
梅花の色が濃い
神戸港
神戸港の眺め
澄んでいれば紀州まで見通せる
摩耶山掬星台
摩耶山掬星台
 
摩耶ロープウェイ山上駅
摩耶山掬星台
摩耶ロープウェイ山上駅


掬星台から六甲最高峰へ
 掬星台から六甲最高峰までは、距離は長くなるがアップダウンの少ない舗装路が多くなる。 「六甲全山縦走路」の目印を頼りに、惰性で歩いてしまった。 六甲山上のルートは何度か経験しており、山道らしさにも乏しい散策ルートのようなものだ。
 ここからは縦走路に沿った写真で御覧ください。

ホテルド摩耶
ホテルド摩耶(国民宿舎摩耶ロッジ)
天上寺
天上寺(とうりてんじょうじ)横目に
穂高湖入口
穂高湖入口を過ぎる
「自然の家
神戸市立「自然の家」
西六甲ドライブウェイ
西六甲ドライブウェイ
休憩所を越えて先に進む
三国池付近
三国池付近の六甲縦走路
 
丁字ケ辻
「丁字ケ辻」に出る
 
六甲山町内
六甲山町内は道路を歩く
 
六甲山小学校
六甲山小学校
 
神戸ゴルフ倶楽部入口
神戸ゴルフ倶楽部入口
日本最古のゴルフ場は冬期クローズ
六甲ガーデンテラス
六甲ガーデンテラスが見えてきた
 
みよし観音
みよし観音
飛行機事故の殉職乗務員の慰霊碑
凌雲台
凌雲台に入る
 
六甲ガーデンテラスから
六甲ガーデンテラスから
 
極楽茶屋
極楽茶屋
紅葉谷から有馬に出るコース入口
山頂の車道
山頂の車道を駆ける山岳ランナー
 
六甲最高峰へ
六甲最高峰へ最後の階段
アセビ
アセビが満開
六甲山頂
六甲山頂
六甲山最高峰
六甲山最高峰 931m


六甲最高峰から有馬へ
 山頂から少し下ったところが一軒茶屋。 ここから約1km先にある「縦走路分岐点」を越えれば、宝塚まで一気に行くしかなくなる。 そちらに向かうハイカーもいたが、陽が落ちてずいぶん暗くなってしまうのは確実。 かつて六甲全山縦走をしたときにも、暗くなってからの縦走が当たり前だった。
 今回の歩きは明るい時間帯に確認するのが目的。 この先は次回の楽しみとして、歩き慣れた魚屋道で有馬に戻ることとした。

六甲山頂から
六甲山頂からの眺めも霞んでいた
 
一軒茶屋
一軒茶屋
ここから魚屋道で有馬に降りる
吉高神社
吉高神社
 
根上の松
根上の松
 
有馬温泉駅
有馬温泉駅


 今回の歩行は距離の割に楽なものとなった。 歩き始めをゆっくりと入ることで、脚の疲れがたまりにくくなるようだ。 勿論、アップダウンの少ないルートだったことが、一番の理由だが・・・。
 六甲全山縦走路も、残りは宝塚へ下るだけのルート。 所要時間も短いはずで、近いうちにトライしてみよう。


 

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