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昨日、樹氷を見に明神岳に登ってきました。
マイカーアクセス
自宅(出発 6:20) → (阪高北神戸線・中国道・近畿道・南阪奈道) → (R24・165・166) →
→ (県道16) → (県道220号線) → 県道220号線駐車場(到着 8:45) 所要時間:2時間25分
心配なのは、アクセス道。 大又から県道220号線終点まで、積雪と凍結があるのでスタッドレスまたはチェーン必須との情報。 どこまで車で行けるのか、行けるとこまで行くしかない。
勾配のある雪道はチェーンを巻くのがベストだが、面倒なのでスタッドレスタイヤのままで走行。 雪国育ちの夫は雪道が苦にならないようだ。 私ならすぐにパニくってしまいそうな狭い山道。 夫の方も端から諦めていて私には全く期待してないようなので、それはそれで有りがたい。
暫く進むと、橋の袂で立ち往生している車に遭遇。 後続の私達に焦りを感じ、車を動かそうにもタイヤは空回りするばかり。 見かねた夫が下りて行って、車を押してあげて運転をアドバイス。 山で困ったときはお互い様です。
一度車を止めてしまうとスリップしやすいので、止まらないようその後も慎重に運転し、どうにか県道終点まで辿りつくことが出来た。 終点まで辿りつかなかった車が道路脇に数台、終点には10台の車が停まっていた。
コース
駐車場(9:05) → 県道終点ゲート(9:20) → (休憩 5分) → 旧あしび山荘跡(9:50) → 明神滝(10:15-20) →
→ 明神平(11:15-20) → 明神岳(12:00-05) → 明神平(12:35-55) → 明神滝(13:25) → 駐車場(14:00)
駐車場から明神平へ
登り初めから完全な雪道なので、アイゼンを装着。 初めての山でも先行者のトレースがあるので、安心して歩くことが出来た。 山道の勾配もさほど強くなく、渡渉を数回繰り返すが、ロープがあるので慎重に渡れば問題ない。
清らかな川の流れと冬山ならではの凛とした空気がなんとも気持ちいい ~☆・:.,;*
ふと山を見上げるとカモシカの姿が見えた。 エサを求めて下界近くまで下りてきているようだ。 厳しい冬を乗り切るために動物たちも必死なのだろう。
明神滝を過ぎたあたりから樹氷の世界が広がり始める。 私にとって今年初めての樹氷 ヽ(*^。^*)ノ 今や、苦労してでも一年に一度は見たい世界となっている。
遠くの薊岳の稜線も日が射して白く輝いて見える。 感動して足を止める私にもどかしさを感じるのか、夫が、「早く登らないと、山頂の樹氷が溶けそうやわ~」 早く歩けとばかりに催促してくる。 夫のように早く足が進まない。 溶けたら溶けた時、ありのままでいいと思ってしまう。
樹氷のトンネルを抜けると広々とした明神平に出た。 白銀の世界にさまざまな木々が氷の花を纏っている。 一面、絵になる景色が広がっていた。 この景色がやみつきになり、何度も足を運ぶ人もいることだろう。
樹氷帯が広範囲にあることもこの山の魅力のひとつである。
雲が途切れ時折青空が覗くと、樹氷が輝いて一層美しさを増す。 樹氷にはやっぱり青空が似合う。
登山口から2時間余り歩いて、時間はまだ11時過ぎ。 昼食には早いので、東屋で小休止し、明神岳を目指す。
明神平から明神岳往復
このあたりの積雪は50~60cmあり、ツボ足が目立つ。 ここからはスノーシューの方が楽かもしれない。 夫はワカンを背負ってきたが、先行者のトレースを利用させてもらうことにした。
なだらかな道を40分ほど登ると、樹林帯のなかに明神岳があった。 何の変哲もない標識があるだけの山頂で、気づかず通り過ぎてしまいそうな山である。
明神岳尾根の樹氷景色
明神平から往復1時間10分。 お腹も空いてきたので、あしび山荘の傍らで昼食を摂る事にした。
気温は-4度~-2度。 風がなく、時折日も射すので体感温度は低くないが、じっとしているとやはり寒い。 おにぎりを1ケ頬張り下山の途に着いた。
下山
今年初アイゼンだったが、まずまずのタイムで歩くことができた。
次はどこにしようかな・・。 いつか真っ青な青空を背景に白く輝く樹氷を見てみたいものです。
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