(写真や地図はクリックすると拡大します) 一覧へ 戻る 登山ルート地図
お天気が定まらないので、直前まで行き先を決めかねていたが、鈴鹿の天気が若干良さそうなので御在所岳に決定。 でもこの日はどこへ行っても曇り空。 高速走行中から次第に雪が舞いだし、御在所岳山麓も霰混じりの雪、これじゃテンションも上がらない。(;´д` )
スカイラインは冬季通行止になっているので、先行者に倣ってゲート付近に車を止める。 さすが人気の山、こんなお天気でも、もう既に20台以上停まっていた。
マイカーアクセス
自宅(出発 6:40) → (阪高北神戸線・中国道・名神道・新名神道・東名阪道) →
→ 四日市IC → (R477) → 鈴鹿スカイライン通行止ゲート(到着 8:45) 所要時間:2時間05分
悪天候とはいえここまで来て引き返すわけにも行かないので、意を決して登り始める。
コース
駐車場(9:00) → 裏道登山口(9:20) → 藤内小屋(9:55) → 休憩(5分×3回) → 国見峠(11:15) →
→ 山上公園(11:45-12:20) → 国見峠(12:35) → 藤内小屋(13:20-25) → 登山口(13:50) → 駐車場(14:10)
駐車場から藤内小屋へ
中道は2度歩いたことがあるが、裏道は台風で崩壊していたこともあり、歩くのは初めてだ。 不安を抱きながら歩を進めていると、何組かのグループに遭遇。 暫く追従することにした。
思ったより積雪は少ないが、岩場や木橋が多いので慎重さが求められる。 岩場では転倒する人もいた。
この裏道には私の苦手な木橋が3本架かっている。 下道はなさそうなので、この橋を渡るしかない。 滑りやすくその上揺れるので、怖さも倍増( > < ;)// 味わいたくないスリルだ。
藤内小屋へ
登山口から1時間ほど歩くと藤内小屋。 小屋には「ふぅちゃん」と「もかちゃん」という看板犬がいるようだが、この日はふぅちゃんがお出迎えヽ(*^。^*)ノ 人懐こい表情で登山者におねだりをしていた。 夫はベストショットを狙っていたが、モデル料を払わなかったせいか、プイと家の中に入っていってしまった^^
藤内小屋から国見峠へ
登山道はよく踏まれアイスバーン状態。 その上に新雪が軽く積もっていた。 岩場が多いのでアイゼンをどこで装着すべきか悩むところである。 岩場は我慢して歩いて、藤内壁出合近くの傾斜がきつくなった所で装着。
見上げると何人ものクライマーの登攀する姿が確認できた。 高所恐怖症の私は見ているだけで恐ろしいが、ロッククライミングならでの醍醐味があるのだろう。
国見峠から山上公園へ
国見岳との分岐辺りまで来ると、樹氷が見られるようになった。 小さくて小エビの尻尾くらい?? 今年は樹氷を何度も見ているので、感動も薄らいできている。 それよりも吹雪いて視界も悪くなってきたので、山上公園まで早く着きたいと気がせく。
御在所岳 山上公園
山上のゲレンデでは、スキーにソリ遊びをする家族連れで賑わっていた。 ここから山頂までは10分余りだが、展望も望めそうにないので、今回は、頂は踏まず。
この辺りまで来ると、気温-6度、寒い、寒い。 吹雪いているので野外で食事する気にもなれずレストランで昼食をとった。 こんな日には建物の中で暖かいものを食べるのが一番!
山上公園から裏道を下山
さて、復路はどうしたものか。 天気が良ければ中道も考えられるが、とにかく視界が悪い。 「どうする~?」 夫は中道を下りたそうにしていたが、冒険せず結局元来た裏道を下ることにした。
「そろそろ霧氷も飽きてきたので、春の花を見たいね。」 「どこかに花咲いてないかな~?」と夫。
「あなたの傍に綺麗な花が咲いてるでしょう??」といっても反応がない。 どうも枯れた花には興味がないようです^^ 手離さずに居てくれるだけでも有り難いかな?
殆ど休憩も取らず一気に下りてきたので、予定より早く帰路に着くことができた。
今回初めてダブルストックを使ってみたが、岩場が多いこともあり期待した推進力アップにはさほど繋がらなかった。 慣れていないので腕が疲れただけのような? もう少しトレーニングを積む必要もあるのだろうが、登る山によってダブルとシングルの使い分けをしていった方が良さそうだ。
次回はどの山に登ろうかな? もう雪山に飽きてきたので、そろそろ花咲く春山に登りたいと思う今日この頃です。
|