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山ちゃんの晴れたらいいね2011/11/3

紅葉求めて御在所岳・鎌ヶ岳周回

(写真や地図はクリックすると拡大します)    一覧へ    戻る    登山ルート地図


このところ小春日和の穏やかな日々が続いている。 こう冷え込みが少ないと紅葉の色づきが悪いのも得心がいく話である。 今年はどの山も美しさに欠け鮮彩な紅葉とはいかないようだ。

 マイカーアクセス

自宅 (出発 4:45) → (阪高北神戸線・中国道・名神道・新名神道・東名阪道) →
        → 四日市IC → (R477) → 鈴鹿スカイライン駐車場 (到着 6:45)   所要時間:2時間00分


今回は、以前鎌ヶ岳に登って一度歩いてみたいと思っていた、御在所岳から鎌ヶ岳を周回するコースを歩いてきた。


 コース

駐車場(7:00) → 中道登山口(7:10) → 休憩(15分) → おばれ岩(8:00) → キレット(8:20-30) →
     → 富士見岩(9:20) → 御在所岳山頂(9:35-45) → 武平峠(10:20) → 休憩(5分) →
           → 鎌ヶ岳山頂(11:20-55) → 弥一ヶ岳(12:50) → 三滝川(13:25) → 駐車場(13:45)


駐車場から御在所岳キレットへ

御在所岳は全国に名を知られる紅葉の名所である。 道路も登山道も渋滞が予想されるので早めに出発したというのに、既に駐車場は満車状態。 私たちより後続の車は、隅のほうに無理やり突っ込むか路駐しかない状況だ。

鈴鹿スカイライン駐車場
鈴鹿スカイライン駐車場
7時で満車になっていた
中道 登山口
中道 登山口
御在所岳中登山道
急坂の登山道
登り始めから急坂の登山道

 
6号鉄塔
高さ61m御在所ロープウェイの
白鉄塔「6号鉄塔」が見えた


案の定、奇岩など変化に富んで展望の良い中道は大混雑。 特にキレット部は大行列が出来ていた。
よく見るとこの岩場、3年前とはすっかり様相が変わっていた。 風化して岩が崩れ落ちてしまったのか、今では鎖が全く必要のないくらい下り易くなっていた。

それでも、おニューなファッションに身を包んだ観光客は、鎖場で大大苦戦。 山歩きの経験は殆どないのだろう、足の置き場に窮しているようだった。 こんな時は気長に待つしかない。 焦らない、焦らない!

中登山道
花崗岩の抉れた所が多い
中登山道を登る
「おばれ岩」近く
休憩する人が多い
「おばれ岩」近くの場所
「おばれ岩」前の賑わい
「おばれ岩」前の賑わい
(裏)「おばれ岩」通路を挟んで
「おばれ岩」上部の岩棚
「おばれ岩」上部の岩棚と鎌ヶ岳
(裏)御在所岳の紅葉はイマイチ..
地蔵岩
右側が「地蔵岩」

 
キレットの上から
キレットの上から眺める紅葉

 
キレットを降りる
キレットを降りる
(裏)キレット部の岩を見上げる
キレット上部
登山者が並ぶキレット上部

 


キレットから御在所岳山頂へ

期待した紅葉は、中腹あたりが見頃を迎えていたが、3年前に比べてもかなり見劣りする。
去年は美しかったと聞くが、自然が相手だからこんなパッとしない年もある。 作物に裏年があるように、紅葉も美しい年もあればそうでない年もある。 だからこそ「今年の紅葉はどうだろう」と、毎年山も行楽地も賑わうのである。 それでいいのだ!

赤葉が入った紅葉
やっと赤葉が入った紅葉が撮れた

 
北谷
北谷を見下ろす
(裏)藤内小屋付近
朝陽台前最後の岩場
朝陽台前最後の岩場で休憩

 
朝陽台へ最後の急坂
朝陽台へ最後の急坂

 


急坂を歩き、朝陽台に出れば、山頂は近い。 予想通り、御在所岳山頂は、大勢の観光客で賑わっていた。 この日はロープウェイも大混雑したことだろう。

休憩をとりながらゆっくり登ったが、まだ時間は9時半過ぎ、昼食には早い。 小休止後すぐに鎌ヶ岳を目指す。

富士見岩
富士見岩

 
富士見岩から鎌ヶ岳
富士見岩から鎌ヶ岳
中央に大黒岩も
朝陽台から
朝陽台から前方に御在所岳山頂
(裏)山頂へスキー場ゲレンデを登る
御在所岳山頂
御在所岳山頂

 


御在所岳から武平峠へ

ここからは初めて歩くコース。 中道と打って変わって登山者の姿も激減するが、眼前に鎌ヶ岳の尖峰、山々の紅葉や鈴鹿スカイラインを眺めながらの歩きは爽快だ。

鈴鹿国定公園記念碑の広場
鈴鹿国定公園記念碑(右側)の広場
(裏)ここから県境稜線の登山道へ
武平峠から登って来た登山者
武平峠から登って来た登山者
前方に鎌ヶ岳
咲残っていたリンドウ
まだ咲残っていたリンドウ

 
御在所岳を振返る
葉の落ちた御在所岳を振返る

 
稜線を下る
鎌ヶ岳目指して稜線を下る
(裏)武平峠から御在所岳への登山者
武平峠近くの紅葉
武平峠近くの紅葉 (裏も)

 
武平峠付近から鎌ヶ岳
武平峠付近から鎌ヶ岳

 
武平峠
武平峠

 


武平峠から鎌ヶ岳山頂へ

武平峠で水分補給し、鎌ヶ岳に登り返す。 下りモードの足には若干厳しいが、鎌ヶ岳山頂まで1時間弱の行程、しかもほぼ落葉した潅木帯で視界が開けているので、さほど苦にならない。

御在所岳ほどではないが、鎌ヶ岳山頂も多くの登山者で賑わっていた。 私達のように御在所岳と鎌ヶ岳を周回する人も多いのだろう。

ここで紅葉を楽しみながら昼食を摂る。 9月末に登って間もないが、また前回とは違った鎌ヶ岳の景色が楽しめた。

モミジの紅葉
鎌ヶ岳への登山道でモミジの紅葉
御在所岳の落葉した色彩
振返った御在所岳は落葉した色彩
鎌ヶ岳への登山道
落葉木々の中の鎌ヶ岳への登山道
鎌ヶ岳の山頂付近
鎌ヶ岳の山頂付近はすっかり落葉
鎌ヶ岳中腹の紅葉
鎌ヶ岳中腹の紅葉にも赤葉は少ない
見晴し良い場所で休憩する家族連れ
見晴し良い場所で休憩する家族連れ
御在所岳への登山道
御在所岳への登山道を振返る
鎌ヶ岳登山道から御在所岳
鎌ヶ岳登山道から御在所岳の景観
鎌ヶ岳山頂への岩場
鎌ヶ岳山頂へ岩場を直登
巻道で迂回もできる
県境稜線と鎖場の登山道
鎌ヶ岳山頂から
県境稜線と鎖場の登山道
鎌ヶ岳山頂から御在所岳
鎌ヶ岳山頂から御在所岳

 
鎌尾根北西面の紅葉
鎌尾根北西面の紅葉

 


長石尾根を下山

下山は長石尾根コースを取る。
三ツ口分岐までは、まばらながら登山者の姿も見られたが、その先は人っ子一人出会うこともなく次第に不安が募ってくる。 それでも眼下に鈴鹿スカイラインを望みながら歩けるのが有り難い。
山を下りきって渡渉すると駐車場に繋がる道路に出たので一安心。

長石尾根登山道
長石尾根登山道の紅葉
長石尾根登山道
長石尾根登山道の紅葉
長石尾根登山道
長石尾根登山道を下る
長石尾根登山道
長石尾根登山道の紅葉
三ツ口谷分岐部
三ツ口谷分岐部を弥一ヶ岳へ進む
長石尾根登山道
長石尾根登山道の紅葉も終りかけ
三ツ口谷の紅葉
長石尾根から三ツ口谷の紅葉
弥一ヶ岳山頂から
弥一ヶ岳山頂から
鈴鹿スカイラインも見えた
今月から再開通した
鈴鹿スカイラインも見え始めた
鈴鹿スカイライン
紅葉と鈴鹿スカイライン

 
岩の割れ目で生長したカエデ
岩の割れ目で生長したカエデ

 
三滝川を越える
三滝川を越えれば直ぐ舗装路へ出る

 




駐車場に、1時45分に到着。 歩いた距離は短かったが、急坂やアップダウンが多く、歩き応えのある山歩きだった。 このコース、春にはアカヤシオなどの花々が楽しめるという。 またいつの日か歩いてみたいと思える展望の素晴しいコースだった。


 

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