(写真や地図はクリックすると拡大します) 一覧へ 戻る 滝又の滝ルート 高雄散策ルート
イワウチワの咲くのはまだ先のことだろうと思っていたら、滝又の滝では、もう咲き始めているとの情報。 Corpusさんのレコを頼りに京都の滝又の滝に出かけてきました。
マイカーアクセス
自宅(出発 7:05)→(阪高北神戸線・中国道・名神道)→京都南IC→(京阪国道・十条通)→
→(西大路通・丸太町通・R162)→京北細野町滝又の滝入口(到着 8:40) 所要時間:1時間35分
滝又の滝
国道162号線沿いの「滝又の滝」の道標前の空き地に駐車し、案内に従って渓流沿いの道を進む。 歩いていると、右手に大きな看板が目に飛び込んできた。 誰にでも目に留まる看板だ。 ここで右に折れ、赤い小さな鉄橋を渡り、緩やかな道を1kmくらい歩くと滝に到着した。
コース駐車場(8:50) → 滝又の滝(9:20-30) → 九頭神社(10:10) → 駐車場(10:55)
滝は、どちらかというと小振りで、目を惹くような存在ではない。 ただ、その周辺に咲く薄紅色のイワウチワが美しい。 局所的ではなく、斜面に広範囲に群生している。 今は蕾の方が多いので、まだ暫く楽しめそうだ。
イワウチワといえば比良山系や赤坂山と思っていたので、京都でさほど労せずして見れることが嬉しい。
高雄散策、高山寺
帰りは時間に余裕があるので、高雄を散策し、高山寺(平成6年、世界文化遺産に登録)に立ち寄ってきた。 以前から見たかった「日本最古の漫画」と称され、平安時代後期~鎌倉時代初期に描かれたといわれる鳥獣人物戯画。 猿・兎・蛙などの動物を擬人化してユーモラスに描いた絵巻物だが、動物の活き活きとした動きや表情が面白い。
ただ高山寺に展示されているのは、レプリカ。 実物は東京、京都両博物館で保管されているそうだ。 尋ねると現在修復中で、修復が終わる来年には披露できるのではないかと説明があった。
石水院は、国宝で、明恵上人が後鳥羽院より学問所として賜った建物(金堂の東にあったものを明治22年現在地に移築)。 鎌倉時代の建築物だけあって歴史を感じさせる佇まいだ。
『月の歌人』といわれた明恵上人御歌
あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや月
※明るい月を見て無邪気に詠んだ歌のようです。
世界文化遺産とはいえ、京都の中心部から離れているせいか、石水院以外は閑散としていた。
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