(写真や地図はクリックすると拡大します) 一覧へ 戻る 登山ルート地図
アカヤシオを期待して鈴鹿の国見岳に登ってきました。
早朝5時半神戸を出発して一路三重へ。
駐車場は7時半にも関わらず満車状態。 仕方なく白線からはみ出さないよう路側帯に車を停め出発。
マイカーアクセス
自宅 (出発 5:25) → (阪高北神戸線・中国道・名神道・新名神道・東名阪道) →
→ 四日市IC → (R477) → 鈴鹿スカイライン(到着 7:30) 所要時間:2時間05分
今回のルートは、裏道の藤内小屋横から国見尾根道を登って、キノコ岩から御在所岳まで歩き、裏道を下りるというプラン。
コース
登山口(7:40)→藤内小屋(8:15-20)→境石の碑(9:15)→ゆるぎ岩(9:40)→
→国見岳(9:55-10:00)→きのこ岩(10:15)→国見岳(10:35-40)→国見峠(10:55)→
→アゼリア(11:20-40)→国見峠(11:55)→藤内小屋(12:45-50)→登山口(13:20)
裏道を藤内小屋へ
淡い新緑の中の歩きは気持ちいいが、お天気が微妙~。 風が強く曇りがちで雨も時折ポツポツと落ちてくる。 「天気持つかな?」
この裏道には3本木橋が架かっている。 前回(2月)は、凍結した橋を恐怖に慄きながら渡ったが、今回はスムーズに渡れ、あっという間に藤内小屋に着いた。
「看板犬の“ふぅちゃん”元気にしてるかな?」 探したが見当たらない。 お寝坊をしてるのか、それとも案内犬でも始めたのかな??
藤内小屋から国見尾根経由で国見岳へ
国見尾根の取り付きは藤内小屋横にある。 ここで、国見尾根道の状況(2008年の集中豪雨後の状況)を宿のご主人に教えていただこうと目論んでいたが、ご主人の姿が見当たらない。 手持ちの古い地図では、国見尾根に一部通行止め箇所があるが、どうしたものか。 一抹の不安を抱えながら歩き始める。
小屋横の木橋前の標識には、国見尾根道の通行止めの表示はなかった。 通行可のようだ。 木橋を渡り案内に沿って登り始める。 イワカガミが時折咲くだけの面白みのない薄暗い道が続く。 誰も歩いてないのも頷ける。 一気に高度を稼ぐタイトな道を木の根っこや木を掴みながら登っていく。 「久しぶりに山らしい山を歩いたなぁ」と夫。
途中、群生するハルリンドウを見つけたが、残念ながら殆どが蕾。 ホンシャクナゲの蕾もまだ固い。 登るにつれ足下には、アカヤシオの散り花が見られるようになってきた。 「遅かったかな~?」 咲き誇った木は殆どない。 今年は裏年と聞いてはいたが・・。 それでも期待半分で歩を進める。
駐車場から歩くこと2時間15分。 「ここが山頂?」って思うような何の変哲もない頂に辿り着いた。 「国見」というだけあって岩山からは展望がきくが、この日は若干雲がかかってその景観を遮っていた。
それにしても全国には、「国見山」「国見岳」と呼ばれる山はいくつ存在するのだろう。 調べてみると、合わせて40ほどあるという。 どの山もその地域を望める位置にあるようだ。
国見岳からきのこ岩へ
今回の目的でもあるアカヤシオは、あっちでポツン、こっちでポツン。 散見できるもののほぼ終焉を迎えていた。 昨日からの強風で落ちてしまったのだろうか。 花も随分傷んでいた。
例年なら山肌がピンクに染まるというキノコ岩にもいってみたが、同じ状態だった。
夫がまたキノコ岩に登り始めた。 大きな岩を見つけるとすぐに登りたがるので困ってしまう。 「こんな日に上がって、突風に煽られたらどうするつもりなの?」 いつも下でひやひやさせられる。 素人がリスクを背負ってまで写真を撮らなくてもいいのに、頑固なので全く聴く耳をもたない( ̄~ ̄;)
「○○は高いところが好き」というが・・・そうなんでしょう きっと(^▽^笑)
きのこ岩から国見岳へ戻り、御在所山上公園へ
キノコ岩から国見岳に登り返して御在所岳に向かう。 気温は3度だが、強風で寒い。 その上お腹も空いてきた。 お握りは持参しているが、今回も山上公園にあるレストランで暖かい「カレーうどん」を注文し空腹を満たした。
御在所 山上公園から下山
山上公園から御在所山頂にかけては、アカヤシオの花も幾分か多めに咲いてる感もあったが、何分超強風 ( > < ;)// 今回も御在所の頂は踏まず、裏道を下りてきた。
いつものことだが、夫は大汗で全着替え。 私の3倍ほど歩いたかのように大汗を流している。 私は殆ど汗をかいてないというのに、この差は何だろう。 その上、山頂では手袋(薄手を2枚)を着用して寒さを凌いでいた私に対し、夫は常時素手。 血液循環の差でこんなにも違うものだろうか?
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