トップ頁へ
トップ頁へ
 山ちゃんの晴れたらいいね

四季もごもご  No.16

「悲喜交々」ならぬ、「四季もごもご」。 ブログ風雑文コーナーです。
No.⇒  Top  …  23   22   21   20   19   18   17   16   15   14   13   12   11   10  …  1
空
H23年11月29日 (火)  


ジャノメチョウの仲間など、眼状紋(目玉模様)をつけた蝶や蛾を時々見かける。 あれは、天敵の鳥を威嚇すためといわれているが、果たして効果があるのだろうか。


調べてみると、鳥類は、眼状紋に対して極度の恐怖感を持つことが実験で証明されているそうだ。 特に怖がられる模様は、フクロウやヘビなどのように、丸くて大きな目玉模様という。 田畑で目玉模様のビニール風船を見かけたりするのは、鳥よけ効果を狙ったもののようだ。


大きい目玉模様は天敵を驚かせるため、小さい目玉はダミーの攻撃目標だといわれている。 致命傷である頭が狙われないように、攻撃されても一番支障のない位置に目玉模様をつけているという。 ダミーの目玉模様を攻撃させる間に、多少傷は負っても逃げ延びることが出来、生存率も高くなるようだ。


それにしても、この目玉模様はどうやって形作られたのだろう。 突然変異によってできた模様が、たまたま鳥に威嚇効果があったということか。 長い歴史のなかで、目玉模様をつける事により生き残る確率が高くなることを学習によって得とくし、それが遺伝子に組み込まれていったのだろうか。


この眼状紋は、昆虫だけでなく魚やカニにも見られ、敵の注意を本物の眼からそらすだけでなく、敵にたいして小さな体を大きく見せる効果もあるようだ。


ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメ
ナガサキアゲハの幼虫
ナガサキアゲハの幼虫
ウスタビガ
ウスタビガ

種を残すため、気の遠くなるような進化の過程で擬態という究極の生きる手段を身につけてきた昆虫たち。 虫喰いの部分まで似せたコノハムシ、ランの花そっくりのハナカマキリ、枝と間違えてつかんだ事のあるナナフシ等など・・。 この不思議な世界に私はいつも魅せられている。


頁トップへ

空
H23年11月26日 (土)  


寒くなってきましたね。 朝、布団から出るのも一苦労する季節になりました^^
夫は早朝起きでも苦にならないようですが、寒がりの私はいつまでも布団のぬくもりに執着ヽ(´∞`)ノ  それゆえ遠出するのも次第に億劫となり、この頃では「眺望があればいいわ」と近場の山ばかりに思考を巡らしています。


今回も県内の山で、所要時間4時間ほどの東床尾山を歩いてきました。
東床尾山は低山ですが、山頂からは360度の眺望が得られ、東床尾山から西床尾山にかけての尾根歩きも想像以上に快適でした。


東床尾山
東床尾山
鉄鈷山
東床尾山から鉄鈷山
西床尾山への尾根道
西床尾山への尾根道
羅漢谷のもみじ
羅漢谷のもみじ

頁トップへ

空
H23年11月24日 (木)  


今朝NHKで、イグアスの滝の裏に営巣するオオムジアマツバメのことが放映されていた。


イグアスとは、原住民の言葉で「巨大な水」。 雨季には毎秒6万5000tにもおよぶ水が流れる、世界最大の水量を誇る大瀑布である。 最大落差80m、幅2700m以上。


その大きな滝のカーテンを利用することによって天敵から身を守っているのが、オオムジアマツバメである。 滝の裏ならヘビやトカゲや猛禽類も近づけないので安全だ。
アマツバメは、ここで巣作りや子育てをし、ねぐらにしている。 滝の水で水浴びしたり、滝つぼの上空に漂っている虫を食べて生活しているようだ。


滝の裏は安全とはいえ、落差と水量でかなりの水圧がかかる中に飛び込み、突き抜けることは容易なことではない。 それでもアマツバメは、そんな苛酷な環境に適応していった。 彼らは、水の壁を突き抜ける巧みな飛行術を身につけ、わずかにできた水の隙間を縫うように飛び込んでいく。 水平飛行では世界最速といわれるスピードと高度なテクニックを持ったアマツバメならではの技のようだ。


生きるため命を繋ぐため、あえて過酷な環境を選び、安全を手に入れたオオムジアマツバメ。 熱帯雨林では、生存適応能力や知恵がないと生き残れないのだろうか。


頁トップへ

空
H23年11月13日 ()  


今年もロッククライミングのメッカで、紅葉のスポットでもある雪彦山に登ってきた。


コースは、以前から一度歩いてみたかった裏登山道。 3時間半ほどで周回できるが、ロープや鎖場など危険箇所が多いコースである。


特に下りは滑りやすく、私は右膝を、夫は滑って転んで肘や胸を打ち、軽い擦過傷を負った。 いつものくだらないダジャレはすっかり鳴りを潜め、ただひたすら足元に神経を集中しながらの歩きとなった。

展望岩から雪彦山
展望岩から雪彦山
地蔵岳
不行岳
地蔵岳から見る峰々
地蔵岳から見る峰々
展望岩から地蔵岳
展望岩から地蔵岳

そろそろ山岳保険やハイキング保険のことも考えておいた方がいいのかな?


頁トップへ

空
H23年11月12日 (土)  


ワールドカップ優勝以来、爆発的な人気となり、フィーバーが続いていたなでしこ。 そのブームも少し落ち着いてきたので、今日は、INAC神戸レオネッサとASエルフェン狭山FCとのゲームを観戦してきた。


試合会場は、ホームズスタジアム神戸。
スタジアムでの生観戦は初めてなので、ちょっとワクワクヾ(>▽<)ゞ♪


ウォーミングアップや選手の紹介があって試合開始。 一番輝いていたのがキャプテンの川澄選手。 抜きん出た走力と高い技術は際立っていた。


選手入場前
試合前整列
(裏) 選手入場前
武庫川女子大チアリーダ
観客席
(裏)武庫川女子大チアリーダ
INAC神戸vs狭山FC
INAC神戸 vs 狭山FC
(裏も)
INAC神戸vs狭山FC
INAC神戸 vs 狭山FC
(裏も)

結果は、最後まで優位に試合を進めたINAC神戸が4-0で勝利し、1試合を残して無敗でのリーグ初優勝を決めた。


INAC神戸vs狭山FC
INAC神戸 勝利
(裏) INAC神戸 vs 狭山FC
なでしこリーグ初制覇
優勝トロフィー
(裏) なでしこリーグ初制覇
優勝セレモニー
優勝セレモニー (裏も)

 
優勝セレモニー
優勝セレモニー (裏も)

 

TVのダイジェストで充分と、あまり観戦に乗り気でなかった夫も、優勝セレモニーまで見れたので、満足したようだった。


INAC神戸は、日本代表選手7名を擁するタレント軍団だが、U-19の主力選手の入団も決まり、米国代表のワンベック選手獲得の話もある。 それが現実になると黄金時代に突入することになる。


女子サッカー界のためにもINAC神戸以外のチームにもスポンサーが付いて、選手が切磋琢磨できる環境が整うことを願うばかりである。


頁トップへ

空
H23年11月10日 (木)  


昨日、大阪の叔父が旅立った。 生前、ホスピスを見舞った時、死を受容できず苦悶していた姿が思い出される。 愛する家族を残して旅立った叔父、遣り残したことが沢山あっただろうに・・。その無念を想う。


人は、早かれ遅かれいつかは死と対峙しなければならない。 それは避けられない現実である。 もがこうともがくまいと誰もが必ず「人生の終着駅」に着く。 私は終着駅を目前にした時、自分の人生を振り返って何を思うのだろう。


実家の父は、今も思い通りにならない体を引きずりながら迫り来る死の恐怖と戦っている。 弟の死をどんな思いで受け止めたのだろうか。 義姉に聞くと冷静さを保っているようだが、相変わらずお酒を飲んで気を紛らわす生活を送っているという。


そんな父とは対照的に、認知症を患っている母は、ニコニコといつも心穏やかに過ごしている。 幸いな事に、認知症になると死の恐怖や苦痛が軽減される。 進行の過程では、記憶が喪失していく自分自身に苦悩した日々もあっただろうが、今では家族の温かい介護を受けながら幸せな老後を送っている。


人は誰もが呆けたくないと思っているが、母の穏やかな顔も見るにつけ呆けることは必ずしも不幸ではないと思えてくる。


「神様からの最後のプレゼント」と言われる認知症。 そして、そのプレゼントを受け取った母。 母の遺伝子を受け継ぐ私は、いったいどんな老後を送ることになるのだろう。


頁トップへ

空
H23年11月 9日 (水)  


今日は、冬が来る前にもう少し紅葉の季節を楽しもうと、コープカルチャーの「自然と植物散策」に出かけてきた。


場所は森林植物園で、参加者は30名ほど。 講師の先生からカエデ類の見分け方や紅葉する木々の説明を受けながら園内をゆっくり散策。 樹木は傷んで紅葉せずに枯れてる葉が多く、本来の色づきが見られなかったのが残念だ。


紅葉の時期に花も同時に見ることが出来る「マルバノキ」やユニークな名前の「なんじゃもんじゃ」の木なども教えていただいた。


イシミカワ
イシミカワ
サンザシの実
サンザシの実
ナンジャモンジャノキ
ナンジャモンジャノキ
マルバノキ
マルバノキ

「なんじゃもんじゃ」とは初めて聞く名前。 調べてみるとモクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉広葉の「ヒトツバタゴ」のことで、絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されている希少種のようだ。 5月頃、白い花が雪が降り積もったように咲くことから英語の通俗名は、「雪の花」


「なんじゃもんじゃ」は、名前が分からない木につけられる名称で、ヒトツバタゴ以外の木がこの名前で呼ばれていることもあるようだ。


頁トップへ

空
H23年11月 6日 ()  


世界遺産検定まで1ヶ月余りとなってきた。 936件ある世界遺産を全て暗記することは不可能なので、勉強のコツを知りたくて1級の1Dayガイダンスを受講してきた。


場所は、梅田のヒルトンプラザ ウエスト・オフィースタワー。 乗り換えがあると、いつも(°°;)。。うろうろ。。”((;°°)して「はじめてのおつかい」状態になるが、梅田周辺なら安心だ。


参加者は、意外と少なく11名。 1級の受検者自体が少なく、自宅で学習できるWeb講座もあるのでこんなものなのだろうか。 因みに1級の1Dayガイダンスは、3500円で、Web講座は24000円~のようだ。  私の場合、趣味の範疇なのであまりお金はかけられない。


講義はレジメにそって進められ、世界遺産の基礎知識や2011年の世界遺産委員会の結果など理解しやすかったが、2級と重複する部分が大きく、内容的には若干物足りなさが残った。


帰宅して、夫に「1級に合格したらご褒美に世界遺産巡りに連れてってくれる?」って尋ねたら、「一人で勝手に行ってきな」と、なんともつれない返事ρ(。 。、 ) 。 「大阪の街でさえ迷子になりそうなのに、一人で行けるわけないでしょ!!」


先ごろ、自動通訳する携帯電話ができたそうな。
NTTドコモは携帯電話を通して、日本語-英語など異なる言語で会話できる「通訳電話サービス」を9日から試験提供すると発表。 日本語の認識精度が90%、英語が80%程度だという。
これがあれば、海外旅行も安心だ。 便利な時代になったものです。


頁トップへ

空
H23年11月 3日 ()  


今日の天気は、午前中は雲が広がるが、次第に晴れてくるとの予報。 降水確率も悪くはなさそうなので、御在所岳と鎌ヶ岳に登って来た。


コースは、中道から御在所に登って武平峠に下り、鎌ヶ岳に登り返すコース。
さすがに紅葉のシーズンとあって展望の良い中道は長蛇の列! 特にキレットは大大渋滞となっていた。


今年の紅葉は、どの山も「イマイチ」「ハズレ」「パッとしない」などの情報ばかり。
御在所岳もご多分に漏れず例年ほどの美しさはなく、山頂部はすっかり落葉し、期待の中腹も鮮やかさに欠ける感は否めなかった。
地蔵岩
地蔵岩
キレット
キレット
紅葉
紅葉
紅葉
紅葉

見頃は今週いっぱいってところだろうか。
駐車場は朝7時には満車になるので、お出かけの際は、お早めに!


頁トップへ

空

トップ頁へトップ頁へ      戻る

頁カウンターNETカウンター山ちゃんのときどきホームページ  リンク等はご自由にどうぞ。