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 山ちゃんの晴れたらいいね

四季もごもご  No.10

「悲喜交々」ならぬ、「四季もごもご」。 ブログ風雑文コーナーです。
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空
H23年 5月31日 (火)  


本屋をウロウロしていると、「100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング」が目に留まった。
100歳まで生きたいとは思わないが、認知症の発症に常日頃危機感をもっているので、早速買って読んでみた。


食事編、習慣編、運動編に分かれ、簡潔に理解し易く書かれているが、思ったよりも新鮮味に欠ける内容だった。 健康に関心のある人なら誰でも知っているような常識的なことが列挙してある。 ただその常識的なことでも毎日実践するのは容易なことではない。
大切なのは続けること、習慣化すること。それが難しい。


本を読んでちょっと参考になったのが、食べる順番。 食物繊維を含んだものから食べるといいようだ。 それらを前もって食べておくと、牛肉など動物性脂肪を吸着して体外に排出してくれるのだという。 体重を気にする娘は早くから実践しているが、私は普段順番など何も考えずに食べている。
サラダやお浸しのような野菜料理をまず食べ、次に魚やお肉のメインの料理、そしてご飯、果物の順番がいいそうだ。 明日から、箸の趣くままに食べるのではなく、意識して食べることにしよう。


この本、30万部読まれているという。 帯には、長寿社会の国民的ベストセラーとある。 私のような「ボケない」という言葉に弱い中高年が、つい手を出してしまうのだろう。 読みやすくて評判は良いようだが、少し物足りなさが残る一冊だった。


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空
H23年 5月29日 ()  


エジプトにある世界遺産といえば、 先ずピラミッドを思い浮かべるが、そのエジプトで、土に埋もれた未知のピラミッド17基を含む千以上の墓と3千の集落が発見されたという。
地上からの試掘で、ピラミッドとみられる建造物二つも確認され、今後本格的な調査が行われるようだ。

ギザの三大ピラミッドは、古王国時代、B.C.2650年頃~B.C.2120年頃に建造されたものといわれているが、それよりももっと古い時代に造られたものなのだろうか。 ツタンカーメンの墓のように、未盗掘ならいいのですが・・。
今まで分からなかった巨大ピラミッドやエジプト文明の謎が解明されるかもしれませんね。
この発見で、エジプトの歴史に新たな1ページが刻まれることでしょう。 考古学ってロマンを感じますね。


ところで、台風2号が接近してるようですね。 連日の雨にいささかウンザリ~ρ(。 。、 ) ・・・。 その台風も明日の未明には、四国沖で温帯低気圧に変わると言う。 近畿地方には、明日朝に最も接近する見込みのようですが、被害がないといいですね。


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H23年 5月28日 (土)  


ウツギの咲く季節になった。 「卯の花の匂う垣根に ほととぎすはやも来鳴きて・・・?」
歌詞はここまでしか覚えていなかったが、続きは、「しのび音もらす 夏は来ぬ」だった。 (因みにしのび音とはホトトギスの鳴き始めの声)

ウツギ(卯の花)

ウツギの白い花が色鮮やかに映えている垣根に ホトトギスが今年も来て鳴き始めた。 夏がやって来たのだなあ。


「夏は来ぬ」、いつ頃まで歌われた曲なのだろう。 娘に聞くと「そんな曲、知らないよ」という。 名曲だが、意味を理解するのは難しく、あの頃は意味もわからず歌っていた。
大人になり主婦になると、卯の花はウツギの花ではなく「おから」になった^^


卯の花の語源は、卯月(旧暦4月)に咲く花だから。 「ウツギ」が「ウノキ」に転訛して、「ウノキの花」だから「卯の花」になったなど、諸説ある。


万葉集には、卯の花を詠んだ歌が24首あり、「垣根」や「ホトトギス」とセットで詠まれることが多かったようだ。 ウツギは、刈り込みに強く、硬いので木釘に使われていたとあるが、万葉の頃にはどこの家にもウツギの「垣根」があったのだろうか。


野山のどこにでも生えてるウツギ(卯の花)も、今ではホトトギスのイメージが全く湧かないが、ホトトギスと共に詠まれたものが18首あるようだ。


万葉集の中でも、他の鳥を圧倒する登場回数を誇るのがホトトギス。 特に大伴家持は思い入れが強く、一人で60首近く詠んでいる。


卯の花も いまだ咲かねば 霍公鳥 佐保の山辺に 来鳴き響もす
卯の花の 過ぎば惜しみか 霍公鳥 雨間も置かず こゆ鳴き渡る
かくばかり 雨の降らくに 霍公鳥 卯の花山に なほか鳴くらむ

ホトトギスは、夏の訪れを告げる代表的な景物(けいぶつ)であり、季節の初音(はつね)として、人々にその鳴き声を待たれたという。


この鳥は、ふつうウグイスに托卵し子育てをしてもらうという托卵習性を持っている。 古人も、自分で子育てができず托卵するしか子孫を残せないホトトギスにものの哀れを感じていたのでしょうか。


「 うぐひすの卵(かひご)の中にほととぎす ひとり生まれて
  汝(な)が父に似ては鳴かず  汝が母に似ては鳴かず


  卯の花の 咲きたる野辺ゆ 飛び翔(かけ)り 来鳴き響(とよ)もし
  橘の花を居(い)散らし ひねもすに鳴けど聞きよし


  賄(まひ)はせむ 遠くな行(ゆ)きそ
  我がやどの花橘に 棲(す)みわたれ鳥 」          巻9-1755 高橋虫麻呂


( 鶯の卵に混じってただ一人生まれ出てきたホトトギスよ。
 お前は父に似た鳴き声も立てなければ 母に似た声でも鳴かない。


 でもお前は、卯の花の咲いている野辺を伸び伸びと飛び翔り、こちらへ来ては
 あたりを響かせて鳴いている。
 また時々、橘の枝に止まって花を啄ばんで散らしている姿も無邪気で可愛らしい。


 お前の声は終日聞いていても飽きることがないなぁ。
 ご褒美をあげるから遠くへ行くなよ。
 わが庭の花橘にいつまでも住みついてくれ。ホトトギスよ )      ―万葉集遊楽より―


ホトトギスは、托卵相手であるウグイスが巣作りを終えた頃に渡来するので、そろそろ囀りが聞こえてくるかもしれませんね。


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H23年 5月26日 (木)  


今日、中国、四国とともに近畿地方が梅雨入りしたとの発表があった:::( ^^)T :::


昨年よりも18日、平年より12日早いという。 1951年の統計開始以後、2番目の早さである。 平年なら6月に入ってから梅雨入りするので、こう早いとなんか損した気分になってくる。 早く入梅したからといって早く明けるでもなく、明けても暑いだけ(~_~;)
もう少し爽やかな5月を楽しみたかったが、自然が相手ではどうしようもない。


雨の日の過ごし方を調べてみると、インターネット、テレビ、DVDや録り貯めたビデオを観賞する、ゴロゴロする、読書などなど・・。


私はこの頃、息抜きの必要ない生活をしているにもかかわらず、一時間くらいで読める息抜き本ばかりを読んでいる^^  昨日読んだのは「爆笑!大江戸ジョーク集」 ブックオフでタイトルに釣られ買ってみたが、はっきり言って爆笑するほどのものではなかった^^


   その中の小話を。


              「唐渡り」


 唐渡りの雀を、お殿様に献上することになった。 ところが目録の記載に一羽足りない。 目録を直すのはおおごとなので、日本の雀を一羽加えて誤魔化しておいた。
 目の肥えたお殿様は、一目で日本の雀を見破った。
「唐の雀とは珍しい献上品よのう。 だが、日本の雀が一羽混じっておるようじゃな」
 殿様に言い当てられた日本の雀、
「恐れながら申し上げます。私は通訳なのでございます」


              「救急」


「急病人だ、すぐに来てください」
「よしっ」
 勢いよく表に飛び出した藪井竹庵、運悪く、表で遊んでいた隣の子供を蹴飛ばしてしまった。
子供は火が付いたように泣き、隣の女房は血相変えて、
「いくら急ぐからって、うちの大事な子を蹴飛ばすなんて。 打ち所が悪かったら、どうしてくれるのっ」
「すまん、この通りじゃ」
 藪井竹庵がいくら謝っても、隣の女房の怒りは収まる気配もない。
 病人の使いは、じりじりしながら待っている。 見かねた大家が仲裁に入った。
「たかが足に掛かっただけじゃないか。 この先生の手に掛かって、生きたものはひとりもいない」


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H23年 5月24日 (火)  


最近お金が消えるのが早い。 浪費癖がついたというよりも何も考えずに使ってることが多くなった。 原因は明確。 20年程続けていた家計簿をやめてしまったことにある。


家計簿といっても至ってシンプルなもので、種目別に細分化されたものではない。 アバウトな私の性格に合った、収支を合わせない大雑把なものである。 因って、付けていたからといってデータを分析するような事もなく、ほぼ惰性でなんとなく付けていた感が強かった。 そんなお気楽な家計簿であるにもかかわらず、手間を考えると果たしてメリットがあるのだろうか疑問に思い始め3ヶ月前からやめてしまっていた。


それでも今考えると、月々の予算を立て、食費や公共料金などは毎月テェックして予算オーバーしないよう心がけたりしていたので、付けてたことにそれなりに意義があったと思えてくる。 大なり小なり浪費の抑制にはなっていた。


止めた当初は、家計の流れがある程度分かっているので、さほど無駄遣いすることもなかったが、この頃、あればあるだけ使っていることにハタと気がついた。
主婦失格\( . . ) ハンセイ


このままではヤバい( ̄□ ̄;)老後は目前! しっかり家計を見直さなくては!


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H23年 5月22日 (日)  


今日は朝から雨。 時折雨音が強く響いてくる。
晴耕雨読というが、晴れていても我が家には耕す畑がないので、晴登雨読が理想だろうか^^?
今読んでる本は、万葉集と怪談話。 難しい本は眠くなるので、思いつくままに本を選んで気ままに読んでいる。


ここで、怪談「子捨ての話」を一つ。


 昔、出雲の国の持田浦という村に、ひとりの百姓が、住んでいました。 男はひどく貧しかったので、子供なぞ持てるものではないと思っていました。
 女房に赤ん坊が生まれると、そのたびに川に流し、村人の前では死んで生まれたと言いつくろっていました。 赤ん坊は男の子のこともあり、女の子のこともありましたが、生まれてくれば必ず夜のうちに川に捨てられました。
 こうして、6人の子供が殺されました。


 しかし、年月が経つにつれて男の暮らし向きも豊かになっていきました。 田畑を買い、いくらか蓄えもできました。 その頃、女房が7人目の子供を生みました。 男の子でした。
 男は言いました。 「ようやくわしらも、子供のひとりくらいは養えるようになった。 わしらが年を取った時に、面倒を見てくれる息子がいるでな。 この子はずいぶんと器量がええことだから、ひとつ、育ててみることにするか」


 子供は日に日に大きくなっていきました。 男は次第にそれまでの自分の料簡が嘘のように思えてきました。 わが子の可愛さが、日増しにしみじみと感じられるようになってきたのです。
 夏のある夜、男はその赤ん坊を抱いて庭に出てみました。 子供は生まれて5ヶ月になっていました。
 その夜は大きな月が出て、いかにも美しい晩でしたので、男は思わず大きな声で言いました。
「ああ、今夜はめずらしいええ夜だ」
その時、赤ん坊が男をじっと見上げて、まるで大人のような口を利きました。
「お父っつぁん、あんたがしまいに私を捨てなすった時も、今夜のように月のきれいな晩だったね」
そう言うと、赤ん坊はごく当たり前の赤ん坊らしい顔つきに戻って、それきり何も言いませんでした。


百姓は僧になりました。
日本の怪談より


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H23年 5月21日 (土)  


キンラン今日は土曜日だが、夫は職場のソフトボール大会に出かけていった。 枯れ木も山の賑わいというが、殆どカメラマン状態というから、若い人に迷惑かけずに済んでいるようだ^^


私はその間、友人宅へ。 お寿司とデザート持参でお喋りランチ^^ 積もる話に花が咲いて、夕飯がまたもや手抜きになってしまった^^


それにしても今日は暑い。 漸くコタツを仕舞う気になった^^ 部屋がスッキリ !?


今日21日は、二十四節気の一つ「小満」。 なじみがない言葉だが、小満とは、本格的な夏が近づき、活力が次第に満ちてくる季節を表しているという。 田植えが終わり、麦が穂を実らせる時期でもあることから、農作業の大きな節目を迎えてホッと一安心する気持ちが込められている説もあると新聞に載っていた。 知らなかったな~。 ちょっと賢くなった^^


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じゃがバターコーン H23年 5月19日 (木)  


娘が職場で「生パスタの美味しい店がある」という情報を得たので、早速“確認”に出かけてきた。


お店は北区にある「ドーノドーノひよどり台南店」。 店内は広いがあまりおしゃれな感じではなく、どちらかというとファミレス風。


ピッツァカプレーゼ期待したランチは、全てオーダーバイキングになっていて、生パスタのことを聞いてみたが「今はやっていません」とのことだった。 ちょっと残念だが、このお店、ピザの方が美味しいとの情報もある。
早速、じゃがバターコーンとピッツァカプレーゼ、パスタはエビとホタテのトマトクリームソースをオーダー。


パスタはアルデンテとは程遠く茹で過ぎの状態でがっかりしたが、ピザはそこそこ美味しかった。
バイキングになると、質が落ちるというが、お値段を考えるとこんなものだろうか。



エビとホタテのトマトクリームソース因みに、サラダや前菜、ドリンクバーがついて、一人1449円でした。 できればデザートに果物が欲しかった^^


私も娘も少食なので、量より質派。 バイキングでない方が有難いが、こういったお店は多人数で来るといろいろな種類のピザやパスタが食べられて楽しいでしょうね^^


帰りは時間もあるので、娘と久しぶりにドライブやショッピングを楽しんできた。
たまにはいいかな? 娘とのランチも・・~♪


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アヤメH23年 5月18日 (水)  


我が家の庭もすっかり彩りを増してきた。 今を盛りと咲いているのは、ジャーマンアイリスとアヤメなどのアヤメ属に加えツツジにコデマリ。 ピークを過ぎてはいるが、オダマキや西洋十二単も咲き残っている。




スズラン雑草処理はするものの、ホタルブクロなどの繁殖力の強い花に押され消え行く花も少なくない。 そんな中、消滅したと思っていたスズランがひっそりと葉陰で咲いているのを発見 ヽ(*^。^*)ノ  鈴のような小さい愛らしい花をつけるスズランが私は好きだ。 慎ましく咲く姿から別名を「君影草」。 誰が名づけたのでしょう。 日本的な美しい異名ですね。


我が家に咲いているのは、市販のものなので、ドイツスズランでしょうか? 昔、どこかの山で自生種を見たような記憶があるが、定かでない。


スズランが群生する山として人気の山に南アルプスの入笠山がある。 一度行って見たいと思いながら遠すぎて未だ実現できずにいる。


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H23年 5月12日 (木)  


雨も小康状態になってきたので、映画「岳」を見に出かけてきた。


席に着いて驚いたのが、観客層。 女性客が少なく、おじさんがいっぱい^^ 映画ファンというより、山好きが多いのでしょう。


それに答えるかのように、素晴しいロケーションと涙ウルウルの感動作でした。


まだ公開して間もないので、内容には触れませんが・・。


役作りに当たって3ヶ月かけてトレーニングに励み山岳スキルを磨いたという小栗旬。  彼のこの役にかける真摯な思いや、運動能力の高さ、撮影の過酷さが伝わってくる素晴しい作品でした~♪。


あえて言わせて貰うと、彼は台詞があまり上手くない。 BGMや北アルプスの美しいロケーションに助けられた感がある。
でも男前は得^^ オグシュン★の山男かっこよかった(・-・*)♪


ストレートに感動が伝わる温かい作品に仕上がっていて、また時間を置いて観て見たいと思える映画でした。


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H23年 5月11日 (水)  


台風が来ているようですね。 今日は神戸も一日雨でした。 こんな日は、お勉強をするに限ると思っていたのに、2時間もお昼寝をしてしまいました^^


ここで昨日の続きを・・。


「七重八重 花は咲けども・・・」この有名な和歌を詠んだ兼明親王は、平安時代の皇族。 その頃から既に八重咲きの花があったということになるが、今のような園芸品種を作り出す技術がなかった時代、結実しない八重咲きの花が庭にあったということが不思議でならない。
山に自生する一重の花は一部結実するものがあるので、八重に突然変異したものを、誰かが偶然見つけ庭に植え、観賞し始めたのだろうか?


調べてみると、万葉集にも山吹が何首か詠まれいて「花咲きて実は成らずとも長き日(け)に思ほゆるかも山吹の花」など、山吹が実らないことが描写されている。 万葉の頃にも八重咲きが存在していたことになる。 万葉集ができたのは、759年以降。 中国では、唐の時代から観賞されているというから、その時代に中国から渡来したのだろうか。
ちょっと気になる八重咲きの花だが、知るすべがない。


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H23年 5月10日 (火)  


山吹が咲く季節ですね。 山吹の花を見ると「兼明親王」の和歌を思い出します。


七重八重 花は咲けども山吹の み(実)のひとつだに なきぞかなしき


一重のヤマブキ

(解釈)山吹の花は、幾重にも花をつけるけれども、実は一つもつかないものです。
    この家にも蓑(実のと掛詞)一つさえないので、残念ながらお貸しすること
    ができません。


太田道灌と山吹伝説

室町時代の武将、太田道灌は、ある日の事、鷹狩りにでかけて俄雨にあってしまい、みすぼらしい家に駆け込んだ。 道灌が「急な雨にあってしまった。 蓑を貸してもらえぬか。」と声をかけると、相手(娘)は、蓑ではなく山吹の花一輪差し出した。 花の意味がわからぬ道灌は「花が欲しいのではない。」と怒り、雨の中を帰って行った。

その夜、道灌がこのことを語ると、近臣の一人が進み出て、「後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】という歌があります。 その娘は蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか。」と説いた。
驚いた道灌は己の不明を恥じ、この日を境にして歌道に精進するようになったという。


豊島区と新宿区の境を流れる神田川に架かる面影橋のたもとにはこの山吹伝説に因んだ「山吹の里」の碑があり、新宿区の大聖院には花を手渡したという娘、紅皿の碑があると言われている。
教科書にも載っている有名なこの伝説、てっきり実話だと思っていたが、創作ではないかという見方が大半のようだ。 江戸時代の「老士語録」のなかに「老婆山吹の枝、道潅うなずいて去る」とあり、それを脚色したのではないかと言われている。
大田道潅のエピソードは数あるが、真偽の怪しいものも少なくないようです。


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H23年 5月 8日 ()  


今日は母の日。 いつも何を贈ろうかと考えるが何も思いつかず結局消えものを贈っている。 今年は両方にスイカとマスクメロンのセットを贈った。
早速義母からは「ありがとう」との元気な声が、実家からは母に代わって兄からお礼の電話が届いた。 兄によると、母の認知症が少し進行し、時々息子(兄)の顔が分からなくなる時があるとのこと。 それでも子供にとって親は、生きててくれるだけで有難い存在である。 二人の母には、長生きして欲しいと願っている。


娘からは、ちょっとした化粧品のプレゼントがあった。 私は物欲があまりない方なので、気持ちだけで十分嬉しい。 それにあまり高価なものを贈られると後が高くつくので^^


それにしても今日は、暑い一日でしたね。 散歩から帰ってくると汗ダクダク(~_~;) 慌てて寝具や衣類の衣替えをしました。 このまま初夏に突入するのでしょうか? 我が家はまだコタツを出しっぱなし。 そろそろ片付けなくてはと思う今日この頃です^^


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H23年 5月 7日 (土)  

アボカドとマグロの丼 裏六甲も“目に青葉”の美しい季節がやってきました。 今日は、新緑が青空に映えて気持ちのいい一日でした~♪


あれから我が家はタケノコ戦争が勃発しそうになったので^^?、夫のご機嫌取りに筍を鍋いっぱい炊いた。 夫はご満悦、でも娘は「もう筍見飽きたわ」とちょっと不満げな表情。


料理は品数作るので、筍をメインに出してるわけでもないが、三日連続で食卓に登場したのがお気に召さなかったようだ^^ いちご白玉
世代が違うと好みも変わる。 両者の胃袋を満足させるのはどうすればいいのか、レパートリーの少ない料理人としては悩むところですO( _ _ )o


今日は娘の好きなそうな「アボカドとマグロの丼」、デザートに「いちご白玉」を作った。
普段薄味にしてるので、レシピ通りにしたら、若干味付けが濃く感じられた。 丼ものは味加減が難しい。 明日は何を作ろうかな?


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H23年 5月 2日 (月)  


今日は、大陸からやってきた春の使者“黄砂”で、裏六甲も白く霞んでいます。 明日まで飛散は続くようですね。


皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
我が家は4月上旬に屋久島に行って散財してしまったので、暫く自粛生活かな^^?
今のところ山歩きの予定のみです。


今日はお出かけしても眺望は望めそうにないので、夫はユキモチソウを見に高山植物園へ、私は友人宅でお茶してました^^♪。


家に帰ってみると、お隣さんからタケノコのお裾分けが・・・^^。
筍の中華炒めお隣さん、竹林をお持ちなので、毎年新鮮な筍をいただけるため有難いヽ(*^。^*)ノ


いつも筍料理といえば和風煮。 今回は趣向を変えて春雨を入れ中華風炒めにしたら、食べる前から「普通に煮たのが良かった」と夫。 失礼な話(` 曲 ´)


たけのこ大好きで毎日食べても飽きないという夫。 娘が、「お父さん、タケノコタケノコと言ってると、そのうち鼻の穴にタケノコ突っ込まれるよ」と援護射撃^^


考えてみればタケノコを煮とけば機嫌がいいのだから楽といえば楽だが、工夫のし甲斐がない。 こうなったら鍋いっぱい炊いて毎日タケノコ攻めにしてみようかな^^?


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